カナダ・バンクーバーの今
新型コロナウィルス(COVID-19)の影響でいつもの生活から一転して、今年の半分があっという間に過ぎ去っていきました。2020年は一体何だったんだ?!と後で振り返るんでしょうね。
ただ今年だけではなく来年、再来年と今の状況が長引いていくのかもしれませんが…
最近はコロナ対策の日常にも慣れては来ましたが「待ちゆく人々がマスクをしている光景」に異様さをふと感じる時もあります。「この世界はどうなってしまったんだ?!」と(笑)
すぐに我に返りますが、時々そんなことを思ったりもします。
世界各国でコロナに関する対応が異なっているようですが、カナダ・バンクーバーの現在はマスクをしている人、していない人とまちまちです。
バンクーバーではまだマスク着用の強制はされていません。交通機関であるスカイトレイン(電車)やバスの車内ではマスク着用が促されています。
お店などではマスクの着用を義務化しマスクなしでは入店出来ないお店もあります。反対にマスク着用なしでも入店できるお店もあり対策は様々です。
もちろん新たな感染者は止まることなく日々更新されています。
6月のビジネス再開ごすぐに比べると交通機関やモール内での人の数も増えていますが、お店やレストランでは入店制限やマスク着用の徹底、入店時の体温検査など対策をしっかり続けています。
レストランでは徐々に店内飲食を再開するお店が増えていますが、入店人数は通常の半分以下に徹底。お店の外に新たにテラス席を設けるなど様々な対応がされているようです。
恐る恐るですが私も外食を再開してみました。実際に外食を体験すると、どのお店もしっかり対策されているので思っていたより安心して久しぶりの外食を楽しめました。
▼自粛中ずっと食べたくて楽しみしていた日本のラーメン!
▼どのお店も入店待ちの実状
どのお店も支払い方法はキャッシュ以外のカード払いのみ!!と徹底されています。カナダではカード払いで使用する機械にタップして支払えるので衛生面ではかなり安心!
元々、支払いがキャッシュのみのお店では相変わらずキャッシュオンリーですが…
徹底はまだまだあります!
メニューは通常の渡されるメニューではなく、各テーブルに貼られたバーコードを携帯で読み込んだメニューを見て注文をします。すごい徹底ぶり!!
さらに、レストランへの入店時には名前と電話番号を記入することが徹底されています。始めはテーブルの空き待ちの記入かな?と思いましたが、もしお店で感染者が出たら連絡が来るということでした。
ありがたいですよね!電話があったら怖いですが…今のところありません(笑)
スーパーマーケットでは衛生面上の理由でエコバッグの使用が禁止しているお店がありましたが、エコバッグ禁止が解除され、有料だったプラスティックバッグは未だに無料です。
お隣アメリカほどの感染者数ではない
現在アメリカの感染者数4,915,826、死者数160,215に対し、カナダでは感染者数117,791、死者数8,958と抑えることができています。
お隣のアメリカの感染者数と死者数にはカナダ人も驚きを隠せないよう。アメリカとの国境再開が何度か延長されていますが、カナダ国民としては慎重に判断してほしいと言う思いが強いようです。
バンクーバーでは家の窓や玄関先、ベランダなどに医療従事者への感謝の言葉を表示している人も多く外出すると目にする事も多く出勤中にも胸が熱くなることも(笑)
市役所などではライトで市民を元気づけたり、医療従事者への感謝なども行っています。こういうのを見るとまだまだ頑張ろうと言う思いにもなりますね!
バンクーバーにはアジア人も多く在住しているので感染に関しては防止対策を徹底している人が多いように感じます。正直、驚いたのがインド人やロシア人が感染対策を細かく徹底している事。日本人以上に徹底しているかも!
外出先でもお互いすれ違う時は片側に寄り十分な感覚を開けたり、どちらかを優先したり譲るなどの行為が暗黙の了解で行われています。この行動にもビックリ!?でした。
一人一人が自覚して行動しているように感じられるので安心です。
ビジネス再開後すぐはマスクをしている人が少なかったのですが、ブリティッシュコロンビア州や交通機関であるトランスリンクの呼びかけでマスク着用を促されてからはマスク着用する人も増えたように感じます。
終息する先が全く見えませんが慣れることなくしっかり自覚を持ち続け、感染対策を続けることが必要ですね。
コメント
こんにちわ!
日本でも感染者が日々増えています。
今では地方都市でも同じような現状です。
それなのに外は多くの人出です。
本当に不安ですね。
お互い気をつけましょうね。
ネコシバさん、こんにちは。
本当に毎日不安な日々が続きますが、お互い気を付けましょう!