和歌山県伊都郡高野町に位置する「高野山」は、弘法大使(空海)で有名でもある日本仏教の聖地です。仏教と弘法大使に関する沢山の興味深いストーリーがあります。それらを読むと高野山へ行かずにはいられません!そんな高野山の見どころをまとめました。
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弘法大使とは?
生まれは讃岐の国(香川県)、仏教を知り密教を学ぶために唐へ留学。
弘法大使と言う名は、入定後後醍醐天皇から贈られた名前で空海と言う名は、出家の際に自身で名乗った名だそうです。
唐で密教を学んでから約2年で帰国し、高野山へたどり着き真言宗が成立したそうです。
高野山への交通アクセス
電車
【県外から】
高野山へは、「なんば駅」から南海高野線を利用
「極楽橋駅」下車
南海高野ケーブルで「高野山駅」へ
高野山駅から路線バスで高野山の中心部へ
【県内から】
「和歌山駅」から和歌山線を利用
「極楽橋駅」下車
南海高野ケーブルで「高野山駅」へ
高野山駅から路線バスで高野山の中心部へ
車
【県外から】
阪神高速や阪和道、国道24号線、京奈和自動車道を経由し、国道480号で高野山へ
【県内から】
京奈和自動車道や24号線を経由し、県道24号と国道480号で高野山へ
*高野山まで続く480号は、かなりのうねり道です。車酔いがある方は、電車とバスを利用されことをおすすめします。
なお、高野山の中心部では駐車場がいくつか完備されています。480号沿いにあり見つけやすく、しかも駐車場は無料です!
高野山の見どころ
壇上伽藍周辺「根本大塔」
高野山の建造物で最大級の高さ48.5mである根本大塔は、大きさゆえに完成したのは弘法大使が入定してから40年後に完成したそうです。
落雷や火災で何度も焼失したが、歴史的名のある権力者が再建してきたと言われおり、創建当時と変わらない形で高野山のシンボルになっています。
建物自体見ごたえがあり、鮮やかでとてもきれいな建造物ですが、その中に入るとまた驚くほどの綺麗な世界が広がっています!
金色の大日如来を中心に金色の四仏の周りには、色鮮やかに仏が描かれた柱が立っています。必見です!!
▼「中門」
▼中門には、多聞天、持国天、広目天、増長天の四天像が高野山を守っています。
▼高野山の総本堂「金堂」
▼「三鈷の松」弘法大使が唐から帰国前に日本で聖地を求めて投げた三鈷杵がこの松にかかっていたと言われています。
▼弘法大使が住んでいたとされる「御影堂」
▼「西塔」
中には大日如来が安置され、外から中をのぞくことが出来ます。
▼「不動堂」
▼「東塔」
▼根本大塔の裏側の道には、お手洗いと喫煙所があります。
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「金剛峯寺」周辺
車でお越しの方は、金剛峯寺前直ぐに駐車場があります。第2駐車場もあるので安心です。
▼高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」
金剛峯寺から裏の道を行くと「女人堂」へ繋がっています。金剛峯寺から女人堂へは、歩いて約20分ですが、バスで行くことも出来ます。
道中、「福地院」「徳川家霊台」「蓮華定院」など見どころが沢山あります。歩けない距離ではないので、散歩しながら立ち寄ってみるのも良いですよね!
▼女人禁止だった高野山でしたが、女性用に建てられたのが「女人堂」です。安産お守りが販売されています。
「奥之院」へ
金剛峯寺から奥之院へは歩いて約20分、路線バスでも行くことが出来ます。車でお越しの方は、奥之院沿いに無料駐車場があり、バス停奥の院前にも大きな立体駐車場が完備されています。
高野山の中心部にはお店やお寺が立ち並んでいるので、立ち寄り散策しながら奥之院まで歩いても楽しいと思います。高野山の景観も素敵です!
▼疲れたら立ち寄りたい「みろく石本舗」
▼店内にはカフェスペースがあり、フリーWi-Fiや無料でお茶がサービスされています。やきもちとくるみ餅が絶品です!!中の橋店にもあります。
▼明智光秀の菩提寺でもある「恵光院」
▼「赤松院」
▼標識が高野山スタイルに!
▼「奥之院」へ
「奥之院」は弘法大使が入定している、戦国武将「織田信長」「豊臣家」「真田家」「伊達政宗」「石田三成」「明智光秀」などのお墓もある高野山の聖地です。
宿坊に1泊して写経や阿字観、精進料理、朝勤行など宿坊体験してみてはいかがでしょうか!
路線バス停「千手院橋」近くに「宿坊協会中央案内所」があるので宿坊やマップなど高野山の情報が収集出来ます!
まとめ
弘法大使が今でも生き続けていると言われる、そして戦国武将が眠る歴史を感じる高野山へ一度足を運んでみてはいかがでしょうか!風情ある建造物や山の景観がとても綺麗な場所での散策は、空気もきれいで最高です!歴史ある高野山の日帰り観光、ぜひおすすめです!まだ行ったことがない和歌山県に住む方も、ぜひ高野山へ!
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