国内旅行でおすすめは?といえば、個人的に出身地である和歌山県!なのですが、皆さんは和歌山県をご存知ですしょうか?
近畿地方にお住まいの方には何処にあるのか知られていますが、近畿以外にお住まいの方は恐らく何処にあるのか分かりませんよね?
私は、そんな何処にあるか分からない和歌山が大好きです!日本でもあまり知られていない和歌山県の魅力をお伝えできたらと思います。
目次
和歌山県の基本情報
和歌山県は、日本列島の本島最南端に位置する太平洋に面しているところです。大阪府と奈良県の下で、三重県の左隣に位置しています。
太平洋に面した道路を、和歌山県から三重県まで車でドライブすることができ、多くのバイクツーリングも見かけます。車から見える太平洋の景色や夕日は最高です!
そして、あまり知られていない和歌山県ですが、和歌山県出身の有名人も多くいます。
●坂本ふゆみさん
●小林稔二さん
●HYDEさん(ラルクアンドシエル)
●溝端淳平さん
●田中理恵(体操)さん3兄弟
●安田サーカスのHIROさん
そして、有名な明石家さんまさんも実は和歌山県生まれです。意外に豪華!!
和歌山県の総面積の81%は山地らしいです。海と山の両方が揃っています!
工業、林業、農業(みかん、梅、柿、山椒、スモモ、ももなど)漁業(マグロ、カツオ、太刀魚など)と盛んな県で、島田紳助さんが、「日本で唯一自立出来るのが和歌山県」と言っていたらしいです。本当かどうかは分かりませんが。。。(笑)
また、和歌山県には「熊野本宮大社」や「熊野那智大社」、「高野山」など世界遺産もあります。和歌山県って知られていませんが、本当に良いところなんです!!
他にも、「蚊取り線香」は和歌山県が発祥です。そして、和歌山県海南市は、昔ながらの「たわし」の産地でもあります。
そんな和歌山県の人々は、地元が大好きで大学などで県外に出ても卒業すれば和歌山に帰ってきたり、何時間もかけて和歌山から通う学生もいます。
また、私を含めて自分たちが話している方言が和歌山弁だと気付いていない人も多く、大阪の関西弁と同じと思っている人が多いです。
私は、専門学校が大阪だったので学校で自分の言葉が通じない事に驚いたのを覚えています。その時に初めて自分が話しているのは「和歌山弁」だということに気が付きました。(笑)
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世界遺産「熊野那智大社」
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(ひがしむろぐん なちかつうらちょう)にある世界遺産「熊野那智大社」です。
【交通アクセス】 車 :大阪から阪和自動車道 ➡ 紀伊自動車道 ➡ 国道42号線 (駐車場有) 列車 :新大阪、大阪天王寺、京都からJRきのくに新宮行き 「紀伊勝浦駅」下車 名古屋からJR紀勢本線 特急ワイドビュー南紀号で終点、「紀伊勝浦駅」下車 「紀伊勝浦駅」から「那智山バス停」までバスで約30分、タクシーで約20分 飛行機:羽田空港、名古屋空港、関西空港から白浜空港 白浜からJRで「紀伊勝浦駅」へ 「紀伊勝浦駅」から「那智山バス停」までバスで約30分、タクシーで約20分 |
熊野那智大社までは、車で行くことが出来ますがおすすめは「大門坂」から歩いて行くことが出来るコースです。大門坂入り口付近には、大きな駐車場もあるので安心です。
和歌山に実家のある私は、カナダ バンクーバーで知り合った静岡出身の友人が世界遺産である熊野に行きたいという事で実家から車で行きました。
大門坂入り口付近にある駐車場に車を止め、那智大社までのコースを歩きました。早速、駐車場のトイレで雰囲気のあるものを発見しました。
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熊野那智大社 大門坂
駐車場から歩くと「大門坂」の表示が見え、そのまま進んで行くと鳥居が見えてきます。
歩き進むと紫色が目に留まる「大門茶屋坂」があり、こちらではトイレの標識にもなっていた平安時代の着物レンタルができ、着物で散策、写真撮影が出来ます。料金は、時間にもよりますが約2,000円~です。
【営業時間】 9:00~14:00 【所要時間】 約1時間~2時間 【対象年齢】 3歳~ *事前予約が出来ます。 |
大門坂は、樹齢何十年や何百年の木々が並び、石畳が連なる風情ある道が続きます。階段も続いているので体力に自信が。。。と心配な方は、バスや車でも行けるので心配いりません。
大門坂を上りきると表参道に出ます。表参道から那智大社へは、階段が続きます。
更に階段が続き、さすがにこの最後の急な階段はきつかったです。(笑)ですが、ここを頑張れば世界遺産の絶景を見ることが出来ます。
熊野那智大社
最後の階段を上りきったら、熊野那智大社に到着です。
那智山 青岸渡寺
那智大社のすぐ隣に「青岸渡寺」があります。
そして、青岸渡寺にある「三重塔」と一緒に見ることが出来る、「那智の滝」は絶景です!!
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世界遺産「那智御瀧」(那智の滝)
青岸渡寺から坂を下りていくと「那智御瀧」にたどり着きます。私たち和歌山県民は、那智の滝と呼んでいます。那智大社へは登りでしたが、那智の滝までは石畳を下っていきます。
足場が石でガタガタなので、お気を付けください。
那智の滝は「一の滝」とも呼ばれ、高さ133m、銚子口の幅13m、瀧坪の深さは10m以上もあり一段の滝としては落差日本一です。
古来、水は延命長寿とされ那智の滝の水は現在も延命長寿の水として数多くの滝修行者や参拝の人々で人気です。
滝を一番近く拝観出来る、滝観覧舞台「滝拝所舞台」があり、延命長寿の水と言われる滝つぼの水を飲む事が出来ます。
【参入料】 大人 :300円 小中学生:200円 |
那智の滝から那智山バス停までの道には、お土産店や茶屋などが立ち並んでいるのでお土産を買ったり和歌山の名産物を楽しむ事が出来ます。
カフェ「Cafe Codou」
熊野那智大社を楽しんだ後は、大門坂駐車場付近のこんなところにカフェが!?と思うような場所にあるカフェCodouでランチをしました。
店内は、木のぬくもりを感じさせる作りになっており素敵で、ランチも大変美味しくいただきました。店内には、アーティストさんが作られたアクセサリーなども販売されていて、料理を待っている間も店内を見て時間を過ごせます。
日本列島最南端「潮岬灯台」
和歌山県東牟婁群串本町(ひがしむろぐん くしもとちょう)にある日本列島最南端の地「潮岬灯台」です。灯台は、中の階段を上って上に上がることができ360℃景色を楽しむ事が出来ます。
階段は非常に狭くらせん状に連なり、展望に出ると遮るものは何もないので強風の日は注意が必要です。
【営業時間】 10月~4月:9時~16時 5月~9月:9時~16時30分 年中無休 【入場料】 大人200円、小学生以下 無料 【駐車場】 300円(50台) |
白浜「とれとれ市場」
和歌山県西牟婁白浜町(にしむろぐん しらはまちょう)にある「とれとれ市場」は、新鮮な魚や和歌山の特産物を販売する市場です。
こちらでは、マグロの解体ショーを見ることができその場で切ったマグロを購入すことも出来ます。
そして、梅の生産量1位の和歌山県の様々な梅干しの試食できるコーナーがあり、甘い梅干しから酸っぱい梅干しまで色々試してから、美味しかった自分の気に入った梅干を購入出来ます。また、1粒500円や1,000円の梅干しなども販売されています。
他にも和歌山産梅酒や地酒のコーナーでは試飲、佃煮類のコーナーでは試食ができ、フードコートでは海鮮丼を楽しむ事ができます。とれとれ市場へはお腹を空かせて行かれることをおすすめします。
とれとれ市場のすぐ横には、BBQエリアがあり買ったシーフードすぐに食べることが出来ます。
そして、とれとれ市場の入り口直ぐ外側で販売されている、非常に柔らかく口の中でとろける「わらび餅」は、絶品です!!
私は、和歌山に帰って白浜を訪れる際は、必ずこちらのわらび餅を自分用と母親へのお土産として購入して帰ります。本当に美味しいです!
白浜温泉
和歌山県は温泉でも有名です。こちらの「千畳の湯」(せんじょうのゆ)は、車またはタクシーでしか行けませんが、露天風呂からは太平洋の景色が広がり夕日を見ながら温泉を楽しむ事が出来ます。
和歌山県西牟婁郡白浜町千畳敷2953-3 【営業時間】 平日 15:00~21:30 土日祝 13:00~21:30 【料金】 大人(中学生以上) 600円 4歳~子供 300円 |
まとめ
和歌山県、世界遺産 熊野大社を紹介しましたが、和歌山県にはまだまだ魅力がたくさんあります!那智大社→潮岬灯台→とれとれ市場→白浜温泉のコースは日帰りで行きましたが、県外から行かれる方はぜひ、泊まりでの旅行をおすすめします。このエリアにはまだまだたくさんの見どころが満載です。他にも、紹介していきたいと思いますので、国内旅行のリストに和歌山県を追加されてみてはいかがでしょうか!