最近は、海外から日本へ観光で訪れる人々が増え、日本でも英語を耳にする機会が増えたと感じていませんか?
特に人気の観光地では、海外からの観光客をよく見かけ英語で話しかけられた経験もあるのでは?
これから日本で開催されるオリンピックに向けて、海外からの観光客が更に増え英語を話す機会が更に増えるかもしれません。
また、海外旅行へ行きたいが英語が不安。。。と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
以前に比べ、英語がもっと身近になりつつあります。英語を今から始めるなんて。。。と思っていませんか?
根本的に勉強が嫌い!!と言う方も楽しみながら英語が話せるようになればいいですよね?
今回は、勉強嫌いでも楽しみながら英語を習得する方法をまとめてみました。
目次
勉強が嫌い!!でも大丈夫!
英語と言えば、
●英語=勉強
●英語=文法
●英語=難しい
●英語=発音が難しい
とイメージはありませんか?
私もそうでした。英語のイメージは、学校でのテスト勉強や入試の準備のイメージが強く文法や単語を覚えたりというような勉強方法でした。
中学時代に全く勉強をしなかった私は、高校で初めて勉強をしないといけない環境になり初めてテスト前の勉強を始めたので中学校で習う基礎がない為、全く意味が分からなかったのを覚えています。
そして、勉強が大嫌い!!でした。
高校を卒業してからは、英語の勉強は全くする機会がなく英語を耳にする事もありませんでしたが、あるきっかけで海外旅行に行くことになりました。
初めての海外旅行で海外の魅力にはまり、他の国へもっと行きたいと思うようになったことがきっかけで英語の習得を始めました。
☟勉強嫌いだったのに、英語を習得しようと思ったきっかけ☟ |
勉強が嫌いだったはずなのに、
●大好きな海外旅行がもっと楽しくなるように!
●現地の人々とコミュニケーションが取れるように!
と大好きな旅行の為なら英語の習得が全く苦になりませんでした。
自分でも驚きでした!!
むしろ、英語の習得が楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
英語フレーズを完コピ!!
英語の習得方法は、
「単語を覚える」
「文法の勉強」
は一切していません。旅行英語フレーズの完コピです。英語フレーズとは、単語が集まり一つの文章になったものです。
例えば、
「book(本)」は単語ですが、
「This is a book.(これは本です)」はフレーズです。
このように、単語を覚えるのではなく旅行で必ず使う「英語フレーズ」を完コピしました。
旅行英語フレーズは、主に日常でよく使う基本的な英語ばかりなので簡単(中学英語)で習得しやすく、旅行で実際に使う事が出来る為、使える英語が身につきやすいです。
また、旅行英語フレーズはほとんど決まっているので1度覚えてしまえば何回も使える為、忘れません。
☟旅行英語フレーズは決まっている!☟ |
英語習得の重要なポイント!は、覚えるだけではなく必ず使うという事です。
そして、文法や発音などは英語に慣れるまで気にする必要は全くありません!!英語フレーズを完コピしていると同じような文章が何度も出てくるので、文法が後から分かるようになってきます。
「あれ、このフレーズとあのフレーズは同じような感じだな?」と思ったら同じ文法だった。と言うように、文法は後から身についてきます。
解りやすく説明すると、
子供が言葉を覚えていく過程で、誰も初めから文法を教えませんよね?英語の習得は、私たちが子供の頃に日本語を習得した方法と全く同じです。
文法ではなく、どういう状況でどのように話すか?
例えば、氷を触った時に「冷たい」と感じますよね?
子供が氷を触った時に、「氷が冷たい」と子供に教えるように、実際に冷たいという事を体でも体験する事で言葉を覚えやすくなります。
このように、起こった状況でどのように話すかで英語も習得していけば身につきやすいという事です。
旅行英語では、実際に海外旅行先でのホテルやショッピング、レストランなどのそれぞれの状況で覚えた英語フレーズを使うので、実際に体で体験しながら英語を話すことが出来る為、英語が身につきやすくなります。
また、旅行後も旅行で体験した状況の映像を頭で想像しながら覚えていくので、記憶に残りやすく覚える事が楽しくなります!
単語の習得も単語だけで覚えるのではなく、文章で覚える事で使える英語が習得できます。
覚える事が苦手。。。
覚えるなんて出来ない!
と言う方も心配いりません!!私も、学生時代のテスト勉強で暗記が苦手で全く覚える事が出来ませんでした。
それは、学校のテストの暗記の内容に全く興味が無かったので覚えようとしても頭に全く入ってきませんが、自分が興味のあることや好きな事は別です。
そして、実際に体で体験し使う事で勝手に覚えてしまっています。
覚える事が出来なくても、英語フレーズを見て伝えても相手に伝わりますし、何回も実際に話すことで気が付いたら覚えてしまっています。
あとは、同じことの繰り返しです。
覚える
⇩
話す(文章を見て話す)
⇩
身につく
この方法を繰り返し、「文法」「発音」は気にせずまずは、英語に慣れていきます。
しかし、
「海外旅行にあまり行かない」
「海外旅行に興味がない」
と言う方はどうするの?と思いますよね。
英語習得方法は、旅行英語フレーズの完コピだけではありません!
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自分の好きなこと、興味のあることから英語に!
私の英語の習得方法は、旅行英語の完コピでしたが海外旅行に興味がない方はどうするのか?ですよね。
英語を習得しやすいのは、まずは「自分が好きなことや興味があることを英語で完コピする」です。
●料理
●ファッション
●音楽
●読書
●アニメ
など、何でも構いません。
料理が好きな方は、レシピや道具、キッチンに関する事を英語で習得します。また、音楽が好きな方は洋楽の歌詞を聞いて書き出したり意味を調べたり。
読書が好きな方は、洋書を読んでみたり。アニメが好きな方は、英字の漫画を読んだりアニメを英語で見たり。
まずは、興味のあることを英語で完コピします。
文法、発音は忘れて下さい!!自分の好きな事を楽しみながら英語で覚えていきます。
そして、覚えたら必ず英語で話してみることです。旅行英語のように実際に使う機会がないものもあると思います。
そんな時は、録音機能がある携帯をお持ちの方は自分の英語を録音して聞きます。
出来れば、外国人の友人を作って英語で話す機会を作ったり、最近は英語を話す人々と会話が出来るアプリやサイトがあるので、覚えた英語を使える環境にする事で英語が身につきやすくなります。
☟ファッション好きから始める英語☟ |
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英語に慣れてきたら
自分が好きな事や興味があることの英語バージョンに慣れてきたら、次のステップへ進みます。
携帯の言語機能を英語にする
英語に慣れてきたら、携帯の言語機能を日本語から英語に変換します。
この方法は、私より先に英語の習得を始めた友人が教えてくれましたが、変換し始めは正直、全く分かりません!
変換したての頃は分からなさ過ぎて、英語から日本語へ変換し直して日本語を確認していましたが、また英語に戻し慣れるようにしました。
携帯は毎日見るものなので、表示される英単語には何日かすると覚える事が出来、日本語を確認する必要がなくなりました。
これだけで、携帯で表示される沢山の英単語を「勉強をする」と言う意識が無く自然に習得が出来た事になります。
英語の番組を見る
HNKや教育テレビで、決まった時間に英語の番組が放送されています。私は、それらを全て予約録画し時間があるときに番組を見て英語の習得にも役立てました。
中には、ストーリーになっている番組や役立つ英語フレーズを紹介している番組など様々でとても参考になります。
また、海外ドラマや洋画を字幕なし、または英語字幕で見ます。初めは、全く意味が分かりませんが大丈夫です!
まずは、英語を耳で聞き映像で映画の内容を何となく想像します。
そして、日本語字幕で映画を見て想像していた内容とすり合わせをしてみます。全く違っても問題ありません!テストでもなければ、誰かに何か言われることもありません!
内容が分かったところで、字幕なしまたは英語字幕でもう一度見ます。
この繰り返しで英語に慣れていきます。
海外ドラマ「フレンズ」は、使用されている英語が分かりやすく日常生活で使える英語が多く英語習得に役立ちおすすめです!
メールを英語でする
この方法も、私より先に英語習得を始めていた友人の提案でした。友人は、日本人ですが「Line(ライン)のメールを英語でしよう!」と言われ始めてみました。
それまで英文を作ったことがなかったので始めは「え?!」と思いましたが、始めて見ると意外に楽しくてさらに英語習得のモチベーションが上がりました!
英語を話す友人がいなかった時は、英語でメールをしてくれる日本人の友人に声をかけ何人か見つけました。
家の中に英語環境を作る
日本語のテレビ番組は見ないや、洋楽しか聞かない、家の中で目にする物全てを英語にするなど自分で英語環境を作ます。
この方法は、家族がいらっしゃる場合は難しいかもしれませんが、自分の部屋は英語環境にしたり家のどこかの1室のみを英語環境にしてみることも出来ます。
例えば、電子レンジの英語は「microwave」なので付箋にmicrowaveと書いて電子レンジに張り付けたりして、家じゅうに英単語を張り付けて日常生活での英語を習得する事も出来ます。
英語の文章を読む
洋書や英字新聞を読む事も英語習得に役立ちます。
海外ドラマや洋画のように、初めは全く理解できませんが続けることで慣れてきます。洋書は、子供用の簡単な本から初めて理解できるようになればどんどんレベルを上げていくことが出来ます。
一番優しいレベル(英検4級)からレベル6(英検準1級)まである「ペンギンリーダーズ」は、薄くて小さいノートサイズなので読みやすくおすすめです。
皆さんが知っている「トムソーヤ」や有名な映画や歴史上の人物のストーリーなど様々です。
あくまでも自分のペースで楽しんで習得する事が重要なので、ストレスになってきたらいったん英語がから離れましょう!!
また、始めてみよう!と思う時が来るまでゆっくりしてもいいと思います。テストなどはありません!(笑)
英語を話す友人を見つける
正直、英語習得で1番手っ取り早いのが英語を話す友人を見つけること、作ることです。
ただ単に英語を教えて貰うだけのこちらの利益だけではなく、教えて貰う代わりに相手に対しても利益を与えることでお互いに利益がある方が関係が良くなります。
例えば、日本人ならではの日本の情報を教えてあげたり日本語を教えたりすることで相手からも英語を教えてもらいます。
お互いに良い関係が続きますよね!
英語習得で気をつけること
とにかく話す!
習得した英語フレーズは、独り言でも良いのでとにかく話す!!事が英語を話せるようになる近道です。
話し相手がいなくても自分の英語を録音したり、声に出して話してみることがとても大事です。英語を話すことに慣れていると、単語や難しい英語の言い回しを知らなくても何とか英語伝えようとする癖がつきます。
言葉を覚えようとしている子供が、新しく覚えた言葉を何度も同じことを言ったりしていることがありますよね?
英語の習得は、私たちが日本語を覚えた方法と全く同じ方法です。
聞く
⇩
話す
⇩
読む
⇩
書く
恥ずかしがらずに大きな声で!
日本人は間違えを気にしがちですが、日本語とは違う第2言語を習得中なのですから間違えるのは当たり前です。発音や読み方を間違えても構いません!
間違えてしまって自身が無くなり、声もどんどん小さくなっていきますよね?
私もそうでしたが英語は日本語とは違い、口を大きく開けて動かし声を前に出して話す言語なので声が小さいと間違っていなくても相手に伝わりません。
イメージとしては、目の前にいる人に話すのではなく少し遠くにいる人に話しかけるような感覚で声を前に出して話します。
そして、海外の人は間違えても全く気にしません!!
文法は気にしない!
英語の習得にまずやりがちな文法の勉強ですが、とりあえず文法は忘れて下さい!知っておいた方が良い文法は、日本語と英語では「主語」と「熟語」が逆と言う事だけです。
This is a pen. (これはペンです)
主語 熟語
これは です ペン
このように英語では、主語の後にすぐ熟語がくるという事だけを知っていれば大丈夫です。私たちが日本語の習得に文法を後から勉強したように、英語も同じです。
また、ネイティブスピーカーでも文法は完ぺきではありません。カナダでは、英語のスペルミスを指摘しない学校もあるそうです。
日本語は、丁寧語、尊敬語、謙譲語、漢字など沢山のルールがありとてもややこしいです。
日本語が完ぺきで自信がある!!という日本人も珍しいのではないでしょうか?
私達が日本語の文法をそこまで気にしないように、ネイティブスピーカーも同じです。ネイティブスピーカーの友人に英語の文法を聞いても答えられない方もいます。
文法は気にせず、まずは話すことを心掛けたほうが英語習得の近道です。
まとめ
英語の習得は、焦らずゆっくり自分のペースで楽しんでする事でモチベーションを維持できます。たとえやる気がなくなってもいったん英語から離れて、ゆっくりするのもいいと思います。
「文法 ⇒ 単語」を覚えるのではなく、「聞く ⇒ 話す ⇒ 読む ⇒ 書く」を意識して始めてみると今までとは違った何か変化が起こるかもしれません。ぜひ、早速お試し下さい!