海外旅行で使える英会話力をアップさせる「will」と「going to」の違い

海外旅行での英語力問題。ぶっちゃけてしまうと、海外旅行へは英語が出来なくても行けます。皆さんが不安に思うほど海外旅行で英語はそこまで重要ではありません。

しかし、英語が理解できたほうが何かと便利だという事も事実です。また、現地の人が話している会話が理解できたり、こちらからも英語で言い返すことができたら旅行がもっと楽しくなるとは思いませんか?

人生で初めて私が経験した海外旅行は、英語が全く話せない状態でした。それなりに普通に楽しみましたが、日本へ帰国後「英語が話せたら旅行がもっと楽しいだろうなぁ」と思い始めたのでした。

それから独学で旅行英語フレーズを丸覚え、海外旅行で現地の人々とコミュニケーションを取ることができるようになり旅行がより楽しくなったのを覚えています。

その延長で短期ですが海外留学をし現地の学校で習った「will」と「going to」の違いに衝撃!?を受けたのを覚えています。

今回は微妙にニュアンスが異なる「will」と「going to」の違いをまとめました。

目次

「will」と「going to」の違い

学校の英語の授業で「will」は「~だろう/~するつもり」という未来形で使う助動詞と習いました。そして、「will」を習った時に先生が説明していたのは、「will と going to は同じ」

学生時代に全く勉強をしてこなかった私ですが、英語の授業は「退屈だな~」と思いながらも先生が特徴のある方だったので先生のことを観察していました。

だから「will」については何となく覚えていました(笑)

先生の説明では、

will = going to 

can = be able to

must = have to

など、何かを説明する時に必ず別の言い回しも説明されていたのを覚えています。その当時は「ふぅ~ん、同じ意味なんだ~」くらいに考えていました。

もしかすると使い分けを説明していたのかもしれませんが、聞いていなかったのか?説明は省かれていたかは覚えていません。

海外旅行の延長で語学留学した時の学校で、先生が説明する「will」の認識が違う!?

となり、納得がいかず混乱しました。それだけではなく、先生とちょっとした言い合いにまでなったのを覚えています。

先生の方が明らかに正しいのにです(笑)

では、学校で先生から習った英語なのに、さほど難しい英語でもないのに、更にこれまで何ら疑う事のなかった私をこんなにも混乱させた「will」「going to」は何がちがうのでしょうか?

going to

まずは、「going to」からみていきましょう!

「going to~」 は、「~をするつもり」という100%それをやるという計画やすでに事前に決定したことに使います。

Q. 「Are you going to go hiking this weekend?」

(今週末、ハイキング行くの?)

A. 「No, I’m going to stay home. I’m tired from my trip」

(やめとくよ。旅行で疲れているから。)

他にも、「(未来に)これから何かが起こる」時にも「going to」を使います。

例えば、空は晴れているが遠くの方から雨雲が近づいてくるのが見えるとします。これから雨雲が近づいて来てこの辺りが雨になるだろうという事が分かった時に、

「Look at those dark clouds! It’s going to rain.」

(雨雲がすぐそこに!雨が降るだろう)

学校で習った私の認識では「will」も同じ意味だと思っていましたよね?

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will

では、「will」をみていきましょう!

「will」は、相手との会話中に予定ではなかったことがたった今決まった時(自発的な行動/ほぼ確信の予言や可能)に使います。

例えば、部屋の窓を閉め忘れた事をたった今思い出したとします。

「I will go back to my room and close the window」

(戻って窓を閉めてくるよ)

大学構内でばったり会った友人との会話中に予定にしていなかったカフェに行くことに、

Q.「Would you like to have a coffee after class? I will wait for you at the cafe」

(クラスが終わったらお茶しない?カフェで待っているよ)

A.「Sure! I will be there」

(行きましょう!)

このような場合、カフェに行くことはたった今決まったことなので「going to」ではなく「will」を使います。

未来の話をする時にどれだけ確信や自信があるかの微妙なニュアンスを伝えることができます。

「going to」は100%の決定に対して「will」は確信や自信がない時の表現にも使います。

be doing

「will」と「going to」以外にもう一つ未来を表す表現として「be doing」があります。

①「I am playing tennis this weekend」

(私は今週末にテニスをする)

②「She is going to have dinner with Ann on Friday」

(彼女は金曜日にアンと食事をする)

③「He is having lunch with his boss on Monday」

(彼は月曜日に上司とランチをする)

お気付きでしょうか?「going to」と同じでは?ですよね!①~③の文章は全て、既に決定している事(予定)です。

だから、

①「I am going to play tennis this weekend」

②「She is having dinner with Ann on Friday」

③「He is going to have lunch with his boss on Monday」

と同じ意味の文章になります。

このように「going to」と同様に、既に決まっている先のことや予定では going to を使わずに「be doing(動詞)」で未来形として使えます。

既に今日妹と会う予定だったら、

「I am meeting my sister」もしくは、「I am going to meet my sister」とどちらも使えるという事です。

まとめ

「going to」は100%それをやるという計画やすでに事前に決定したことに使い、「will」は予定ではなかったことがたった今決まった時や確信・自信がない時の表現にも使うということ。こんな細かいニュアンスの違いがあったなんて!早速使い分けてみて下さい!

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