カナダでロードトリップ!バンクーバーからオーロラの世界イエローナイフ(Yellowknife)へ|海外生活

カナダと言えば、オーロラを連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そして、オーロラと言えばイエローナイフ(Yelloknife)が有名ですが、ほとんどの方は空路でオーロラ観光に行かれると思います。

今回、ほとんどの方が使わないであろう陸路でバンクーバーからイエローナイフまで行くことになったので、これから陸路で訪れるかもしれないと言う方の参考になればとロードトリップの様子をまとめました。

【カナダ】イエローナイフ(Yellowknife)へ行く前にまず準備した防寒アイテム

バンクーバーからイエローナイフへ引っ越し

バンクーバー生活9年目で急に訪れたイエローナイフへの引っ越し。もちろんイエローナイフを訪れたことは一度もありません。まさか、寒いのが苦手な私が究極の極寒地域で生活することになるとは。

嫌々半分、楽しみ半分の複雑な気持ちで引っ越しが決まってからの1か月間、引っ越し準備をしていました。そして、バンクーバーからイエローナイフまでは車で行くことに。

バンクーバーからイエローナイフまでは、アルバータ州(Alberta)の観光スッポットドラムヘラー(Drumheller)を通る経路とジャスパー(Jasper)を通る経路があります。

ジャスパー経由は約26時間、ドラムヘラー経由は約33時間。以前からカナダのグランドキャニオンと勝手に思っているドラムヘラーへは行ってみたかったので迷わずドラムヘラー経由を選びました。

3月末にイエローナイフ行きが急に決まり、出発日は4月28日。ドラムヘラー行きを楽しみにしていましたが、出発前日の27日ギリギリまで働いていたのでさすがに準備が追いつかず。

出発当日は、車に荷物を積める作業と部屋の掃除で1日かかってしまい非常に疲れたため出発は次の日へ変更する事に。友人に助けをお願いすればと後で後悔(笑)

次の日は、12時間以上睡眠をたっぷり取ることができたので絶好調!!残りのパッキングと掃除を終え、ビルマネージャーのインスペクションも無事にOK!をもらえることができ出発!

予定では28日に出発しドラムヘラー経由でイエローナイフまで行くつもりが、1日ずれてしまったので距離が近いジャスパー経由で行くことに。ドラムヘラーはお預け。非常に残念。

というのも、COVID-19の影響で現在は他の州からノースウェストテリトリー(NWT)への入域は認められていません。ビジネスなどの必要最低限の入域者のみとなっています。

必要最低限の目的でイエローナイフがあるNWTへ入域する場合、カナダ国内にも関わらず2週間の自己隔離が必須。

自己隔離は事前にネットで申し込みを済ませ、5月1日からスタート予定。それまでにイエローナイフへ到着する必要があったからです。

バンクーバーからイエローナイフまでロードトリップ

バンクーバーからイエローナイフまでのルートはこちら☟

Vancouver(BC) ⇒ Abbotsford(BC) ⇒ Kamloops(BC) 

⇒ Jasper(AB) ⇒ Hinton(AB) ⇒ Valleyview(AB) ⇒ Manning(AB) 

⇒ Sixtieth Parallel Territorial Park and Visitor’s Centre(NWT) 

⇒ Enterprise(NWT) ⇒ Hay River(NWT) ⇒ Yellowknife(NWT)

(約26時間/約2300Km)

バンクーバーからイエローナイフまでの道はひたすら真っすぐ続き道を運転するだけ。想像していたような山道も激しいアップダウンも全くありません!!

迷う事は絶対になく逆に同じ風景の道が真っすぐずーーーーーっと続いているだけなのさすがに飽きてきます(笑)

ガソリンやトイレの心配も全くなくコンビニとガソリンスタンドが一緒になった場所がコンスタントにありました。

ガソリンの価格は場所によって異なり、出発時にバンクーバーで入れた時は$1.59でしたが、アルバータに入ると$1.24~1.39と安く、ノースウェストテリトリーに入るとまた$1.49にどんどん上がっていきました。

さすがはアルバータ州、石油産業の中心地だけあってガソリンが安い!!道中には石油を引き上げている風景も見られました。

ひたすら何もない同じような風景の道が続きます(笑)天気が良くて良かった!これで曇りや雨だとひたすら運転するのもきついですよね。

バンクーバーからアボッツフォード、カムループスを経てジャスパーに到着したのは夜の11時半。ガソリンを入れ軽食を済ませ、車中で仮眠。

翌朝も快晴!!今回は本当に天気に恵まれました。

さらに続く…

Manningで珍しいチャイニーズレストランを見つけランチ。

お店のオーナーさんが車のナンバープレートを見て「バンクーバーから来たの?」と気さくに話しかけてくれ、オーナーさんは「ここは田舎だからね~」とリタイア後はバンクーバーに移るつもりと言っていました。

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アルバータ州からノースウェストテリトリーへ入域

【ノースウェストテリトリー入域に必要な書類】

●身分証明ができるID

●ジョブオファーレター

●Self Isolation Number(事前にネットで予約)

●Marriage Certificate(パートナーの付き添いで入域する場合)

アルバータ州からいよいよノースウェストテリトリー(NWT)に到着。

ノースウェストテリトリー準州とアルバータ州のボーダーSixtieth Parallel Territorial Park and Visitor’s Centreで入域に必要書類の確認があり、滞在する場所が既に確保されているかの確認があります。

2週間の自己隔離についての説明もあり、詳細も渡され無事入域。

ボーダーからイエローナイフまでさらに約6時間の道のり。

NWTに入域後は、ガソリンや食事の確保などの最低限必要なこと以外のお店立ち寄りはできず、州外から入ってきた人は一部のお店の利用ができませんでした。

Alexandra Falls

NWTに入ってからは、あらゆる水が凍っていることに驚きの連続!!滝や川、湖が凍っているのを始めて見ましたが、すごい迫力!!

大自然の凄さを改めて感じたと同時に「こんな大量の水が凍るなんてどれだけ寒いんだ?!」と自分が知っている寒さの測りが壊れました(笑)

とにかく凄すぎる!!旅行が好きと同時に滝が大好きでブラジルのイグアスの滝を訪れたこともありますが、Alexandra fallsの滝の大きさはイグアスの滝と比べ物にもならない大きさ迫力ですが、凍っている滝に驚きと感動はどちらも同じほど!!

凍っている滝の迫力もすごい!!

McNallie Creek Falls

NWTへ入ってからはいくつかの滝があり、どの滝も4月末でさえしっかり凍っていました(笑)凍ってる滝もそれはそれで綺麗!普段の生活で実際にあまり見られるものでもないですよね。

Great Slave Lake

オーロラを見ることができるのはイエローナイフだけではありません。イエローナイフから約4時間半の場所にあるHey Riverもオーロラを見ることができるスポットとして知られています。

Hay Riverの町からはイエローナイフへも続く湖「Great Slave Lake」があり、この大きな湖が見事に凍っていました。

Hay Riverの町を後にイエローナイフまではあと少し!

▼こんなに大きな川も凍っているんです!!

やばい世界に来てしまったな…と。

▼野生のバイソンに遭遇!!

NWTでは、バイソンの肉を食べるそうです。お店では、バイソンハンバーガーが販売されていました。

バンクーバーからのイエローナイフまでのロードトリップラストスパートもさらに長い同じ道が続きますが、天気も良くなってきて景色は最高!!相変わらず同じ景色ですが(笑)

何事もなくイエローナイフに無事到着し、早速2週間の自己隔離に入りました。自己隔離中は、外にドライブに出かけたり散歩もしていいそうです。

1週間後にはPCR検査とワクチン接種の予約ができるそうで両方を済ませば普通の生活に戻っていいそうです。

まとめ

今回は引っ越しや2週間の自己隔離のスケジュールが決まっていたこと、さらにCOVID-19の新たな規制もあって、ゆっくりアルバータ州を旅行することができませんでしたが、落ち着いたらドラムヘラーへ行きたいですね。

ブリティッシュコロンビア州からアルバータ州、ノースウェストテリトリー準州へのロードトリップは意外にスムーズで道路が真っすぐ続いているだけなので誰でも簡単に楽しめることが分かりました。

心配であったガソリンやトイレ事情もコンスタントに必ず設置されているので安心して移動することができました。念のためガソリンタンクを携帯していましたが、そこからガソリンを補給する事はなくガソリンを入れるチャンスがなくなることはありませんでした。

カナダでロードトリップぜひ、おすすめです!

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