近年では海外旅行に行く方が増え、日本にも様々な国からの旅行者が増えました。
海外旅行に行くと英語を話す機会があったり、日本で外国人観光客から道を聞かれたり、英語に触れることがあります。
そんな環境になった今、「英語が話せたらなぁ。。。」と1度でも思ったことはありませんか?
他にも英語を話したいと思って、勉強してみたけどなかなか話せるようにならない。。。や、
英語の勉強の仕方が分からないなどの経験はありませんか?
現在の英語の教育は小学校からですが、私の学生時代は、中学校から英語を習い始めました。
高校までの6年間英語を習いましたが、話せるようにはなりませんでした。
私の場合、中・高校と勉強をしてこなかったので、英語を話すどころか英語の基礎もありませんでした。
英語を全く出来ない私が海外旅行に初めて行って現地で問題もありましたが、それから海外旅
行にまた行きたいと思い英語の勉強を独学で始めました。
旅行英語が出来ないは間違い。海外旅行で使える5W1H英語フレーズ集 |
目次
海外旅行で英語が全く話せない私がしたこと
英語を勉強してこなかった私が知っていた英語の知識。
- アルファベット
- 日本語と比べ英語は「主語と熟語が反対」
- 肯定文・疑問文・未来文
- 「This is a pen.(これはペンです。)」や「I am Nancy.(私はナンシーです。)」
- ~出来る意味に使える「Can」
- 少しの英単語
私が知っていたのはこれだけでした。元々国語も得意ではない私は、目的語も習いましたがあまり理解出来ず、他にも難しいことは全くわかりませんでした。これだけの英語知識しかない私がした事とは、
文法や単語だけを覚える勉強ではなく、「海外旅行英語フレーズを丸覚えし、実際
に口に出して使う」
でした。英語フレーズとは、英語の文章の事を言います。初めての海外旅行から日本に帰ってすぐ私は、近所の書店に行き海外旅行で聞いた英語や、自分が現地で使えそうな英語フレーズが載っている旅行英語フレーズ集の本を購入しました。
最近では携帯で海外旅行英語フレーズ集のアプリがあるので、そちらをダウンロードする事も出来ます。では、海外旅行英語フレーズとはいったいどんなものなのでしょうか?
海外旅行英語フレーズの種類
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これらを見て気づいた方もいると思いますが、これらは全て日常会話で使うものばかりです!
日本語でもこれらを話すことが出来れば、日本で生活出来ますよね?そうなんです、
海外旅行英語フレーズを知っているという事は英語が話せるということです!
信じられませんが本当です。では、私が実際にどのようにしたかを詳しくみて行きましょう。
英語が話せるようになる習得法
英語フレーズを丸覚え
海外旅行での場所別や状況別に、よく使うまたは使える英語フレーズを少しずつ覚えていきます。一気に全てを覚える必要はありません!そして、覚える時は文法の事は考えません。
主語と熟語が分かっていれば、英語フレ―ズと横に書いてある日本語で理解できます。
書店で販売されている旅行英語フレーズ集は、英文が書かれている横に日本語の文章があるので、日本語訳を見ながら英語フレーズを覚えていきます。
【例】
I am from Japan. 「私は日本出身です。」(自己紹介)
Can I have a glass of water? 「お水をいただけますか?」(空港、レストラン・カフェ)
Can I have a blanket? 「ブランケットをいただけますか?」(空港)
このように、英語フレーズを覚えていくと「Can I have ~」のように同じ英語が何度も出てくことに気付きます。
他にも同じ言い回しが何度も出てきます。何度も出てくる英語フレーズは、覚えようとしなくても何度も見るので勝手に覚えています。
勝手に覚えてしまっているので英語の習得が苦痛になりません!
しかも、この英語フレーズは名詞(コーヒーや紅茶、イヤホンや本、新聞紙など。。。)を変えるだけで、色んな場所で使う事が出来ます。
また、海外旅行に行かれた方は知っていると思いますが、海外旅行でのレストランやショッピングでの状況をイメージしながら楽しく覚えることが出来ます。
また、人はただ単に覚えるより、頭に映像を浮かべて覚える方が覚える速度が速く忘れにくいです。
実際に口に出して使ってみる
海外旅行英語フレーズを覚えただけでは、英語を話せるようにはなりません。
覚えた英語を海外旅行先や、日本の海外旅行者に実際に口に出して使います。
まだ覚えていないものに関しては、本を見て口に出して使いましょう!
本を見てでも実際に口に出して使うと、覚える事が出来ます。
【実際に英語フレーズを口に出して使う時に意識する事】
- 恥ずかしがらず大きな声で話す!
- 間違っても気にしない!
- 1回目に通じなくても相手に伝わるまで何度も話す!
- 発音は気にしない!
日本語は大きな口を開けて話さなくても伝わるので、日本では大きな口を開けて話しませんが、英語は大きな口を開けて大きな声で話さないと伝わりにくいです。
恥ずかしがらずに大きな声で話しましょう!
日本人は間違える事を嫌がったり、気にする傾向にありますが、海外では間違ったからといって誰も気にしません!小さいことは本当に全く気にしません。
気にしているのは日本人だけです!間違っても気まずそうにせず、「間違えた?」くらいの気持ちで言い直して下さい!
1回で伝わらなくても大丈夫です!英語初心者なので仕方ありません。伝わるまで何度も挑戦してください。
何回もいう事でその英語フレーズを、この先忘れることはないと思います。(笑)何度も言いすぎて相手が少しイライラしてきたかも。。と感じた時は、
と伝えると、相手はもっと親身になって聞こうとしてくれます。この英語フレーズはどこでも使えるので、覚えておくと大変便利です。
日本では感情を口に出さず相手の気持ちを察する文化ですが、英語環境で育った人々は、感情や状況など何でも正直に相手に伝える文化です。
だから、このフレーズのように「私は英語を勉強中なので伝わりにくくてごめんなさいね!」みたいな感じで正直に伝えたほうが英会話がうまくいき相手も納得してくれます。
そして、発音は気にしなくて大丈夫です。
私の英語の発音は海外の人に「あなたは日本人だね!」と分かるほどの日本人なまりがありますが、海外旅行英語フレーズを覚えて最初の海外旅行では、全く問題なく全て通じました。
発音に関しては、日本人だけではなく世界中の人が持っているものです。韓国、中国、インド、アメリカ、カナダ、オーストラリアやイギリス。。。だから、発音を気にしないで話して下さい!
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文法は後からでも大丈夫
海外旅行英語フレーズをどんどん覚えていくと、文法に興味が沸いてきます。
「あれ、この文章はどうしてこうなるのだろう?」
と思ったら、文法について調べる時期が来たという事です。
私も英語フレーズを覚えていくうちに、文法に興味が沸いてきました。
そして、今まで調べなかった文法をまた1からここでやっと勉強し始めました。
初めから文法を勉強していたら英語を話す事なんてとっくに諦めていたと思います。
ですが、まず最初に楽しみながら英語フレーズを覚えた結果、英語の文法に興味が沸くなんて誰が想像したでしょうか!
自分から興味を持って文法の勉強を始めたので、文法の勉強が楽しんで出来た事と、これまでに丸覚えした英語フレーズのおかげで文法を理解しやすかったです。
赤ちゃんや小さい子供が言葉を学んでいく方法と同じです。
子供に初めから文法がどうのこうのなどと教えませんよね?文法は後からでも大丈夫です。
【文法のおすすめの本】
「Grammar in use」はケンブリッジ大学出版の本で、英語での説明ですが大変解りやすいのでおすすめです。
始めはこの本のベーシックから始められることをおすすめします。左のページに解説があり、右のページで問題を解いて実践練習が出来ます。
もっと英語を伸ばすには
- 携帯の言語を英語に変える
- 日本語の番組は見ず、英語の番組を見る
- 洋楽を聞きながら、歌詞を紙に書き出していく
- 英字新聞や英文を読む
- 出来る事であれば家の中で英語環境にしてみる
- 英語でメッセージのやり取りや、話せる相手を1人でも見つける
- 留学する
ある程度英語フレーズを覚えてたり、実際に使う経験をしたら自分の周りを英語環境にします。
私がすぐ実行したのは、
「携帯の言語を英語に変える」
「メッセージを英語でする」
「英字新聞や英文を読む」
「留学する」でした。
携帯の言語を英語に変えた初めは全く理解出来ませんでした。意味が分からない時は日本語に戻して確認したりするうちに、携帯の英単語のも理解できるようになり、英語の携帯に慣れました。
メッセージを英語でやり取りする事は、日本人の友人が私に提案してくれ日本人同士でしたがメッセージは英語でやり取りしていました。
そして、もっと英語を伸ばしたいと思うようになり、短期留学に行きました。
初めからこれらの事を一気にする必要はありません!一気にするとおそらく英語が嫌になります。(笑)
大事なのは楽しむ事です!
海外旅行英語フレーズだけではない
今回紹介した海外旅行英語フレーズの丸覚えは、私が海外旅行が好きだから英語フレーズを覚えましたが、「海外旅行に興味がない」という方は旅行英語でなくても他の英語フレーズでも大丈夫です。
- ビジネス英語フレーズ(オフィス、営業、美容師、販売、医者など。。。
- スポーツ英語フレーズ
- 料理英語フレーズ
- 趣味英語フレーズ
これらに関する自分が興味のある、または好きな英語フレーズの丸覚えで構いません。
私が海外に留学にした時の英語の先生が、「日常会話が1番難しい」と言っていました。
ビジネスや海外旅行英語などは1つのカテゴリーだから覚える事がそれほどありませんが、日常会話はビジネス・旅行・料理・経済など沢山のカテゴリーが含まれるので1番難しいそうです。
だから、英語を話したいと思ったらまずは自分が興味のあることから覚えていくと英語を話す近道になります!
覚えたら違うカテゴリーを、さらに覚えていけばもっと英語が話せるようになります!
まとめ
このように、これらの事を実行した結果、気が付くと英語が話せていました。最初は英語を話せるようになりたいというよりは、「海外旅行でまた失敗しないように旅行を楽しみたい!」や、「自分の思いを伝えたい!」と言う思いから旅行英語フレーズを覚えましたが、もちろん途中からは「英語を話せるようになりたい!」思うようになり英語を勉強するようになりました。気付いたら英語を話せるようになっていたので、ぜひこの方法が参考になればと思います。