インドと言えば何を想像しますか?よく聞くのは、「インドに行けば人生観が変わる」ですよね。他には、インドに行った方は「もう1度行きたい!」
もしくは、「もう2度と行きたくない」と2通りに分かれます。インドは日本の文化とは全く異なる国です。人生で1度は行って欲しい国の1つです。
インドに行けば人生観が変わると言われるのも間違いではないなと思います。さて、これからインドに行こうと考えている方や、インド行きがすでに決まっている方で、インドに行くには
どうしたらいいのだろう?と悩んでいる方に、インド行きが決まってから行くまでの流れを紹介します。
目次
インド旅行の準備と行くまでの流れ
1.パスポートを作成
インド行きが決まったらまず初めに、パスポートを作成しましょう。すでにパスポートをお持ちの方は、有効期限が6か月以上残っているかを確認します。
パスポートをお持ちでない方は、必要書類を持って「各都道府県のパスポート申請窓口」で申請します。パスポートには5年と10年があり、どちらか選ぶことが出来ますが、20歳未満
の方は5年有効なパスポートしか申請できません。申請してから約1週間くらいで作成できますが、それ以上かかる場合もあるので早めに申請しましょう。
【パスポート申請時の必要書類】
- 一般旅券発給申請書(パスポート申請窓口で入手) 1通
- 戸籍謄本または戸籍抄本(申請日前6か月以内に作成されたもの) 1通
- 住民票の写し(申請日前6か月以内に作成されたもの) 1通
- 写真(縦45mm × 横35mm、縁なし、背景なし) 1枚
- 身分証明書
【料金】
10年有効パスポート:16,000円
5年有効パスポート(12歳以上):11,000円
5年有効パスポート(12歳未満):6,000円
2.旅行の手配をする
- 旅行会社のパッケージツアーに参加
旅行会社が出しているパッケージツアーに参加すると、航空券、ホテル、ビザ、海外旅行保険などの全てを手配してくれます。現地での観光日程も旅行会社で準備されているので、自分で
計画する必要はありません。また、添乗員の方が同行されるので安心です。海外旅行初心者の方におすすめです。
- 旅行会社でフリープランを利用する
ツアーに参加しないで現地で自由に行動がしたい!と言う方には、旅行会社のフリープランを利用すると、航空券・ホテル・ビザ・海外旅行保険の手配をしてくます。現地では、添乗員の方のサポートはありませんが、自由に観光が出来ます。
予算を抑えたい方には、航空券のみを旅行会社で購入し、ホテルはインタネットやAirbnbなどを利用して格安で予約もできます。ビザと海外旅行保険は自分で取得してもいいですし、航空券と一緒に旅行会社で手配してもらうことも出来ます。
- 個人で全てを手配する
海外旅行初心者の方向けではありませんが、予算をとことん抑えて現地でも自由に行動したい!と言う方には、全ての手配を自分でします。
- 航空券
- ホテル
- ビザ
- 海外旅行保険
日本からインドへは直行便と乗り継ぎ便がありますが、乗り継ぎ便の方が格安です。乗り継ぎ便を選ぶ時の注意点があります。
格安航空券サイトで購入する場合、乗り継ぎのフライトスケジュールを必ずチェックして下さい!フライトスケジュールをチェックせずに、1番安い航空券を安易に購入してしまうと、
乗り継ぎ時間が13時間や20時間というスケジュールのものがあります。少し料金が上がりますが、乗り継ぎ時間が少なめのフライトをおすすめします。
⇒海外旅行へ安く行く格安航空券、格安ホテルの取り方 予算をとことん抑えて旅行を…
海外旅行保険は必須ではありませんが、インドは水にあたる恐れや日本とは違う環境で体調を崩す恐れがあるので、加入されることをおすすめします。インターネットや、渡航前に空港でも加入できます。
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3.ビザの手配
旅行会社を利用される方は、旅行会社でビザも手配してくれます。個人で行かれる方は、インドに行くためにビザの申請が必要です。
【ビザの申請方法】
- 東京インド大使館もしくは、大阪インド領事館で「ビザ」の申請(¥1,890)
- オンラインで 「eビザ」の申請(US$25)
- 現地の空港で「ァライバルビザ」の申請(2,000ルピー + 手数料)
インド大使館・領事館で申請すると、ビザが発行されるまでパスポートを預けないといけません。90日~180日まで有効なので長期で行かれる方にはおすすめです。
オンラインで申請出来る eビザは、大使館に行って申請するよりビザの発行が速いです。eビザは60日間有効です。
最後のアライバルビザは、現地に到着してから空港で発行されるビザで1か月間有効です。このビザ取得方法は、現地での申請が混み合っている恐れがあるので、あまりおすすめではありません。
おすすめはインド領事館・大使館に行く必要がなく、オンラインで事前に取得できるeビザです。
4.持ち物の準備
全ての旅行手配を終えたら、インドへ持っていく持ち物準備です。
⇒インド旅行に必要な持ち物・必需品リスト あると便利なものまで旅行準備の参考に!! |
インド旅行の持ち物おすすめ
【肌や髪の毛が隠せるもの】
インドは様々な宗教が混在する国です。
- 仏教
- ヒンドゥー教
- シク教
- イスラム教
- キリスト教
- バラモン教
- ジャイナ教
- ゾロアスター教
頭を隠せるショールや、薄手のは織物を持っていきましょう。男性は短パンで中に入れません。寺院によっては短パンの上からはけるパンツを、貸し出している所もありますが使いまわしなので、嫌な方足首までのパンツを持参されることをおすすめします。
【観光中の鞄】
インドの治安は安全とは言えません。財布や鞄をすられる恐れが十分あります。大きな鞄での観光や町を歩き回ったりしないように、身体にぴったりとフィットするような小さい鞄で行動しましょう。大事なものは持ち歩かないことをおすすめします。
【パスポートコピー】
万が一パスポートを紛失した時の為に、パスポートのコピーを持っていきましょう。インド旅行のみならず、パスポートのコピーは海外旅行に行く時の必需品です。
【薬類】
インド国内の環境は、日本とは全く違うので体調を壊しやすいです。お腹を壊したり、体調不良になった時に普段からいつも飲み慣れている薬類を持参しましょう。
【ビーチサンダル】
観光用に履くサンダルとは別に、バスルームで使用するように持っていかれる事をおすすめします。良いホテルに宿泊される場合は必要ありませんが、格安ホテルなどのバスルームはバス
タブがなくシャワー、トイレ、洗面台と一緒になっているのでシャワーのを浴びた後はバスルームが水浸しです。ビーチサンダルはバスルーム用です。
5.通貨の両替
ルピー(Rs)
Rs1=約1.58円(2018年8月現在)
【硬貨】
| 【紙幣】
|
インドルピーは、国外への持ち出しが禁止されているため、日本では日本円からインドルピーへの両替が出来ません。
インドの空港で両替が出来ますが、空港内はレートが悪いので必要最低限の両替にし、あとはホテルや現地の両替店で両替されることをおすすめします。
インドの場所によっては、日本円を両替できない所もあります。アメリカドルは、どこでも両替出来るので、心配な方はアメリカドルを持っていっておくと安心です。
インド旅行での注意点
ぼったくり
観光客、日本人だからと言って2倍や3倍、場所によってはそれ以上の値段を行ってきます。絶対にすぐに支払わないでください。インドでは必ずどこでも、誰とでも値段交渉をして下さい。
空港でのセキュリティーが男女別
空港でのセキュリティーチェックは日本と違い宗教の関係上、男性と女性が別々に行われます。順番に並ぶところから違うので間違えないようにしましょう。
インドでは年配の方をとても大切されています。お年寄りに順番を譲られる方が多いのでなかな先に進めませんが、気長に待ちましょう。
飲み水
インドで飲む水には充分気をつけましょう。飲み水は絶対にペットボトルのものを飲みましょう。
トイレ
インドのトイレは、明らかに観光客が多い所は別ですがトイレットペーパーが完備されていません。インドでは、水を使用します。ウェットティッシュやペーパーを持ち歩きましょう。
すり
財布や鞄のすりには十分気をつけましょう。知らない間にすられていることが頻繁にあります。日本人は非常に狙われやすいです。
勧誘
勧誘は全て無視か「NO!」とはっきり嫌がりましょう。もしくは、何も言わず聞こえていないふりや完全無視する方がいいかもしれません。はっきり答えずにいると、永遠に話しかけてきます。
また、観光地で「写真を一緒にとってもいい?」と言ってくる人がいますが、絶対に知らない人と一緒に写真を撮ったりしないでください。撮った写真の顔の分だけを悪質なサイトに使われる恐れがありますので断って下さい。
空港に入る時にパスポートとフライトの表示が必要
空港に入る時にもパスポートとフライトの表示が必要です。事前に準備しておきましょう。
まとめ
インドは、同じアジアでも日本の文化とは全く異なります。インドに行く前にインドの事をしっかり調べておくと、旅行がより楽しくなりトラブル防止にも繋がります。この記事が参考になると嬉しいです。楽しいインド旅行になりますように!