「普通」とは一体何?と、今までに考えたことってありませんか?
「普通はこうする」
「あの人普通じゃないよね?」
日本での共通認識?であるとされる「普通」
家族や友人、会社など身の回りでよく言われている「普通」
環境や毎日話す人々、家族内の教えや社会のルールの中で皆が思っている「普通」が全く異なる価値観として何が正しいのか訳が分からなくなる時ってありますよね。
「普通」って…?
この普通が知らず知らずのうちに身につき、それが当たり前のこととして「普通=正しい」と認識してしまっている。世界の「普通」を考えることなく。
その知らずに身についた「普通」が邪魔をし「こんなことしたら普通じゃないって思われるかも…」と不安になりやりたいことがあっても諦めてしまったり。
「普通だったらこうするよな」と初めから考えないように自分自身に言い聞かせたり。
この目に見えない「普通」と言う普段使っている何気ない言葉によって悩んだり、せっかくの夢を断念している方もいるのではないでしょうか。
私自身、学生時代には学校のルールが多いことに疑問を持っていました。先生や親からは「それが普通」「普通はこうする」と説明される。
また、30歳を超えてから海外へ行きたい!と言った周りの反応は「普通はその年で行かないよね?」でした。
少しでも彼らが考える「普通」からそれてしまうと怒られ、問題がある人扱いされてしまうことに疑問しかありませんでした。
普通ではない事が多くなると「普通ではない」=「ちょっと変わっている」もしくは「問題児」扱いされるわけです(笑)個性ではないのでしょうか?
その「普通」を当たり前と考える人が多いので「皆の言う通りにしなくては…」となるのです。「普通」って何だろう?とよく思ったものです。
決して困らそうとしているわけではなく、決して故意ではなく自然と普通からよく外れていました。外れた時は必ず先生や親に普通に戻され、心の中では「周りがやっているように同じことをすれば怒られないのね」と思ったものです(笑)
このまま自分を押し殺して人生を過ごす方もいるかもしれません。また、自分を押し殺している事にさえ気付かない方もいるかもれません。
疑問を抱いたまま学生時代を終え人生で初めての海外旅行へ行った時、「普通」とは一体何なのかが分かったような気がしました。
今でも覚えています!衝撃の海外旅行を!!日本から一歩外へ出た時の衝撃。異なる場所でのそれぞれの「普通」があることに!今までの疑問がスーッと消えていく感じが喜びでした。
日本から一歩出るとこんなにも違う「普通」が!
最近では日本でもバリバリ働いてる女性が増えましたが、大学に行き就職し結婚して家族を持ち、一戸建ての家を建て車を持つのが当たり前「普通」と言われた時代に育ちました。
小さい頃からその「普通」に疑問を持っていたので「それとは違う事をしてはいけないのか?」と思っていました。あまのじゃくなのか「それは嫌だ!」まで思うように(笑)
学生時代の全員が同じ制服や会社の制服が嫌で「なぜみんな同じ制服?」や決められたスカート丈や前髪の長さに「なぜ??」
「…?」
誰も納得のいく答えはくれず、大人を悩ませる子供でした。大人たちの答えは、「それが普通」「当たり前」などでしたが納得できるわけもなく…
「この感じは何なのだろう?」と違和感ありありで過ごしてきた学生時代。社会へ出る時も制服は絶対に嫌だ!と言う思いが強かったので制服はない職種を選びました。
逆になぜそこまで疑問を抱き、嫌がったのか不思議ですが(笑)
海外で出会った十代の頃から海外に住んでいる知人は、小学生の時から学校生活に疑問を抱いていたそうです。
その答えが初めての海外旅行で見つかるとは想像もしていませんでした。
今まで聞かされ教えられてきた「普通」が、海外では普通でも何でもなかった衝撃と驚き。「自分は間違ってはいなかった!」という喜びでした。
当時、自分の将来について悩んでいた時、海外旅行中に出会った人々と文化の違いについて話し合う機会がありました。
これからどうしていきたい!と言う将来の話にもなり「こうしなくてはいけないがあまり乗り気じゃない」「こうするのが普通だから」と話していると、
「どうして?」
「別にやりたくないならしなくてもいいじゃない、あなたの人生でしょ!」
と言われました。
「え??そりゃそうだけど…」
と拍子抜け。「こうする事が普通」と考えてしまっていた私には「しなくてもいい」と言う選択肢はなかったからです。「普通じゃない事はやってはいけない」と思いこんでいました。
とてもシンプルな答えですが、「普通」に支配されていました(笑)
その後も様々な国を訪れ、それぞれの国の「普通」を知りましたがやっぱり日本は少し特殊。結果はどの国も「良い面」「悪い面」はあり、必ずしも全てが良いと言える場所は何処にもありません。
その両面があって様々な意見があり、そのことについて海外ではお互いに話し合ったり、議論されています。会社や公共の場だけではなく家庭でも友人同士でも。
日本では共通認識の「普通」が大き過ぎて「こんなこと言ったら普通じゃない…」と言う考えが邪魔をして話し合いにもならない。
または、話し合い慣れていない事で「どう話したらいいのか分からない…」と思いはあるのに言えずに最初から諦めてしまう方も多いはずです。
しかし邪魔をしている「普通」は本当は必ずしも正しいという事ではないんです!今思っているその普通は、
誰かの「普通」かもしれない
正しくない「普通」かもしれない
と、必ずしもその「普通」が正解とは限らないという事です。その誰かの普通で自分自身がやりたいことや自分の思いを諦めたり我慢するのは違いうのではないかと言う事です。
英語で「Who I am」
意味は、
「私は私」 「ありのままの私」
で良いと言う事!人生が楽しくなってきそうな感じがしませんか?
しかし、その「普通」からそれてしまうとそれを良く思わない人々があなたに対して「普通じゃない!」などと傷つけてくるかもしれません!残念ですが、必ずあります。
どうしようもなくなったら海外旅行へ!(笑)いつもの普通とは違う「普通」に触れることで自分が間違っていないことに安心します。
「普通=正しい」ではない!多様性「Diversity」
「世界は広い」と言いますが、本当に広い!今まで知りえなかった様々な考えがあり個人には自由に選ぶ権利がある。
何でもない事ですら称賛の対象になったり、大きな悩みと思っていることがとっても小さいことだったり、物事の考え方や取り方も様々です。
目や肌、髪の色も様々で「髪の色を黒にしないといけない」「前髪の長さ云々」と言ったこともありません。容姿や年齢で判断されることもない、履歴書には写真も年齢も要らない。
電車やバスで席を譲ったり、褒められたら「いいえ」ではなく「ありがとう」
籍を入れないパートナーシップが成立する事
苗字を変えなくていい事
女性の人権に対する考え方
LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クエスチョ二ング)
など、日本での普通を覆すような事が沢山ある海外。生まれたての赤ちゃんにも人権がある国もあるくらいです。
「自分は間違ってはいなかった」
「こうしなくてはいけないなんて存在しない」
「自分らしさ」
と思える海外に魅了されました。何処へ行ってもポジティブな声の掛け合い。知らない人でも普通に会話したり挨拶したり。
日本から一歩出ることでこんなにも異なる「普通」があるんだ!と実感。こうしないといけない(have to)なんてないんです!
まとめ
いつもよく使われている「普通」日本から一歩外へ出るとこの共通認識である「普通」は全くの別物に!「普通」に疑問を持っている方、全てをやり尽しても解決できない悩みがある方にぜひおすすめしたい海外旅行!多様性「Diversity」に触れることで何かが変わるかもしれません!
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