海外旅行のお土産にも選ばれるお酒類。もしくは、友人や家族にお願いされることもありますよね?ですが、海外旅行からお酒を持ち帰るにはお菓子などのお土産とは違い決まりごとがあります。
後で知らなかった。。。とならないように、海外旅行からお酒を日本へ持ち帰る時に知っておきたいことをまとめてみました。
日本に持ち帰ることが出来る量
海外から日本へ何でも好きなだけ持ち帰る事が出来るの?と疑問に思いますよね?私も海外旅行へ何度も行っていますが、行き初めの頃は何でもいくらでも持ち帰ることが出来ると思っていました。
ですが、海外旅行で爆買いするわけでもないので持ち込める量など考えたこともありませんでしたが、空港の免税店で働いて制限があることを初めて知りました。
特に、お酒やたばこ、葉巻などは海外から日本へ持ち込むだけではなく、日本から出国する際に他の国へ持ち込める量も各国ごとに決まりがあります。
他の国へ日本のお酒やたばこをお土産として持ち込み場合や、免税だから自分用に購入する方もいらっしゃると思います。
免税店では、スタッフが各国の規定容量を教えてくれます。規定以上の容量のお酒やたばこを購入出来ないわけではありませんし、持ち込めないわけでもありません。
規定上の容量を超えて持ち込んだ場合は、超えた分のお酒やたばこの税金を支払う必要があると言ことです。私が空港で働いていた時は、見つからなければ大丈夫と言って規定容量以上のお酒やたばこを購入される方もいます。海外の方もそうです。
どれだけ各空港の税関で厳しくチェックされるかどうかにもよるそうですが。。。
このように同じく、海外から日本へ持ち込める容量も決まっています。
日本へ免税で持ち込めるお酒の容量 : 760ml X 3本 (2280 ml)
免税店で販売されているお酒の1本あたりの容量は、ほとんど1リットル以下なのでお酒のボトルを「3本」持ち込むことが出来ます。
また、250ml や 500ml などの少量のお酒は、合計で2280mlまで持ち込むことが出来るので、合計が規定容量を越えなければ3本以上の持ち込みが出来ます。
容量を越えてのお酒を日本へ持ち込むことが出来ますが、超えた分のお酒は課税の対象になります。
そして、お酒の度数の規定がある国もありますが、日本へ持ち込むお酒の種類(ビール・ワイン・ウイスキー・ウォッカ・テキーラなど)には規定はありません。
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未成年は購入出来ない国も
カナダでは、未成年者へのお酒の販売は厳しく罰せられる為、お土産としてのお酒でも未成年者(18歳まで)は購入出来ません。
カナダの免税店でも働いた事がありますが、未成年者がお土産として購入する際に身分証明書を確認が義務づけられていました。断られた学生が他の友人に頼んで購入しようとしましたが、それも断られていました。
このようなカナダと同じお酒の販売が厳しい国では、お酒のお土産が購入出来ない場合もあります。
飛行機内への持ち込み
現地の空港の外で購入した100mlを超える容量のお酒類は、液体のため機内に持ち込めません。預ける荷物に入れる必要がありますが、購入したお酒をスーツケースに入れて日本に帰って開けたら、ワインがスーツケースの中で漏れていた。。。などの話も聞きます。
私は預ける荷物にお酒類を入れる時は、割れて液体が漏れても大丈夫なようにジップロックに入れ洋服やタオルでしつこいくらい巻きます。
また、現地のダラーストアでエアーシートを購入したり、お店で聞いてあれば無料でもらい割れないように保護しています。
帰国の際に空港内の免税店で購入したお酒類は液体ですが、機内に持ち込めます。乗り継ぎがある場合、預けた荷物が直行で最終目的地にいく場合は免税店で乗り継ぎ用の機内に持ち込める袋に入れてくれます。
しかし、乗り継ぎ先で預けた荷物を受け取り、再びチェックインする場合は購入したお酒を預ける荷物に詰める必要があります。乗り継ぎ便の機内には持ち込めません。
ややこしいので、乗り継ぎがあるフライトで液体品を購入する際は免税店のスタッフに確認しましょう。
乗り継ぎがあって不安。。。と言う場合は、100ml以下の小さいサイズのお酒類も販売されているのでお土産におすすめです。100ml以下の液体は、液体袋に入れれば入る分だけ機内に持ち込めます。
まとめ
海外旅行でのお酒のお土産の日本への持ち込みは要注意です。未成年者や乗り継ぎがある場合など、知っていると助かる情報なので参考になると嬉しいです。
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