海外生活カナダで新型コロナウイルス(COVID-19)5月から少しずつ変化が

相変わらず外出自粛が続いていたカナダですが、5月中旬から公園やゴルフ場など一部利用規制が緩和されるなど少しずつ動きが出てきました。

いよいよ5月20日からビジネスも少しずつ再開されるようですが、先駆けて既にお店を再開させているのを見かけるようになりました。

しかし、今月いっぱいは引き続き再開を自粛し様子を見ながら6月から再開するというお店もあるようです。

「どのように再開するのだろう?」と心配で不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?不安や心配は消費者だけでなく、再開する側も不安な面があるようです。

一体どのように再開されるのでしょうか?駐車場に止まる車が増え始め、以前よりも人の動きが見られるようになった「リッチモンドセンター」の様子です。

*リッチモンド…バンクーバーの隣にある市

目次

リッチモンドセンターの様子

モールへの入り口のドアには「入口専用」と「出口専用」のステッカーが貼られ一方通行が促されていました。店内へ入ると常に右側を進むように促しがあり、人と人とが極力対面しないように対策。

店内には大きなサインボードが置かれ、通路にはステッカーまで貼られていました。この時点で想像以上に感染対策を徹底されているようで安心しました。

▼緑色のステッカーが「入り口専用」赤色のシールが「出口専用」

再開しているお店の様子

少し早めに先駆けて再開しているお店は「シューズ店」や「スポーツウェア店」でした。他にも何店舗か再開されていますが、ほとんどのお店はまだ再開されていないお店や再開に向けて準備をしているようです。

感染予防対策の準備をしっかりして徐々にお店が再開されていく様子が見られます。

既に再開しているお店はコロナウイルスによる感染防止対策を徹底されています。入店人数の制限や他者との間隔を2メートル以上あけることを促しています。

店内入店時に手の消毒を促す消毒液が完備されているお店や、スタッフが入店する消費者一人一人の手を消毒するお店もありました。各店舗で感染対策がしっかりされているようです。

通常であれば、いくつかの入口から入店できる二か所以上の入口があるお店では、他の入店箇所を閉鎖し入店できる入り口を一つだけに徹底しているお店ばかりでした。

▼店舗入口に表示

▼H&Mの様子

▼試着室は閉鎖され、試着はできないようです

▼レジには透明ボードが設置されています。再開されるショップでもしっかりと対策されています(H&M)

食品店は相変わらず入店待ち

時間帯によりますが食品店は、相変わらず入店待ちが続いています。

買い物時の「プラスチックバッグ」についてのこんな記事を見かけました。コロナウイルスが世界中に広がるまでは「プラスチックバッグを減らす」ことがようやく浸透してきたところでした。

ところが、今回のコロナウイルスによる影響でアメリカの一部の州では、買い物用のリサイクルバッグ(エコバッグ)の使用を禁止するよう促されていたり、実際に禁止しているお店もあるようです。

専門家の間でも賛成派反対派で意見が分かれているようですが…

プラスチックバッグを製造する工場の再開を促している為「環境保護活動関係者はこれまでの努力が水の泡になりかねない…」と心配されているようです。

実際に以前は有料だったプラスティックバッグは、現在ではどのお店も無料です。

記事を読んでからは「リサイクルバッグを持って行っていいのかな?」と思い様子を見ながら持参していました。

食品店で買い物する他の人々もまだ使っていたので、アメリカだけかな?と思っていたらリサイクルバックの自粛を促しているお店がカナダにもありました。各お店によるようです。

まとめ

これから先も世界中の誰もが探り探りの生活が続きますが、引き続きマスクの着用や手洗いや消毒を自分自身で徹底していかなくてはいけないようですね。再開に向けて不安や心配があると思いますが、コロナウイルス感染予防対策はしっかりやられているようです。

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