海外旅行でのお金ってややこしい!!と思ったことはありませんか?旅行に行く前に必ず現地のお金を調べますよね?
そんなややこしい海外のお金で、カナダ バンクーバー旅行へ行く前に、知っておきたいカナダのお金についてまとめてみました。
目次
カナダドル一覧
紙幣
●$100
●$50
●$20
●$10
●$5
硬貨
カナダでは、硬貨に名称があります。カナダの人は、この名称を使うので分からない時は聞き返しましょう。
●$2(トューニー)
●$1(ルーニー)
●¢25(クオーター)
●¢10(ダイム)
●¢5(ニッケル)
1セントの使用は廃止!
カナダでは、以前使用されていた1セント(ペニー)の使用が2013年に廃止されました。
理由としては、販売機などで使用が出来ないなど製造費が掛かるわりに不便と言う事のようです。
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カナダ硬貨の使い方コツ
コツ1 最小値は切り上げ、切り捨て!
1セントが廃止されたことはお伝えしましたが、そのためショッピングや飲食など現金での支払いの際にややこしくなります。
1セントを使用しないという事は、
「最小値はどうなるの?!」
と思いますよね?
最小値を0か5になるように、繰り上げまたは切り捨てした料金が最終金額になります。
「???」
ですよね!(笑)
例えば、最小値が1、2、8、9では0に繰り上げまたは切り捨てされ、
$10.01 ⇒ $10.00
$10.02 ⇒ $10.00
$15.58 ⇒ $15.60
$15.59 ⇒ $15.60
最小値が3、4、6、7では5に繰り上げまたは切り捨てになります。
$10.03 ⇒ $10.05
$10.04 ⇒ $10.05
$15.56 ⇒ $15.55
$15.57 ⇒ $15.55
しかし!!
クレジットカードでの支払いの場合は現金を使用しないので、
切り上げや切り捨てをする必要がない為、そのままの金額での支払いです!
コツ2 大きさに惑わされない!
カナダ硬貨は、金額が小さくなるにつれ硬貨の大きさも小さくなる日本の硬貨とは異なります。
¢10は¢5よりサイズが小さくとてもややこしいので気をつけて下さい!!
▼10セントが小さい!?
コツ3 25セントを軸に考える!
カナダ硬貨には、25セントがあるのでとてもややこしくさせています。
硬貨を使う時の最大のコツは、25セントを軸に考えて計算すると使い易いです!!
例えば、
$5.35の支払いの場合は、
25セントに10セントを足して35セントにします。
他にも、
$3.45の支払いには、25セント+10セントを2枚
$25.75の支払いには、25セント×3で75セント
$100.80の支払いには、25セント×3+5セント
と、25セントに10セントや5セントを足すことで硬貨の使用が楽になり、1種類の硬貨だけが沢山残った・・・と言う事もなくなります。
コツ4 柄違いに惑わされない!
カナダの硬貨は、柄が数え切れないほどあります。特に、25セント硬貨の柄は沢山あるので惑わされますが普通に使えます。
異なる柄の硬貨を記念に集めている方も多いです。
コツ5 端数はチップにして計算要らず!
コツ4では、25セントを軸に支払う事をご紹介しましたが、
計算が苦手!!
と言う方には、端数をチップにしてしまう事で計算要らずで簡単です。
カナダでは、サービスにはチップを支払う制度があります。レストランやカフェ、タクシーなどで料金の端数をチップとして支払えば細かい計算をする必要がありません!
例えば、カフェでの飲食で$4.65の支払いだとします。
この場合、25セント2枚に10セントと5セントで0.65セントになる計算ですが、計算をせずに5ドル支払ってお釣りをチップとして支配うという事も出来ます。
簡単ですよね!
カナダの人々は、この支払い方をよくされます。そして、ほとんどの人はセントの端数を全く気にしていないのでお釣りは要らないという方も多いです。
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日本円からカナダドルへの両替
カナダドルへの両替は、当日に空港の両替所で両替が出来ます。また、事前に銀行やネットで両替が出来ます。レートが良い日に両替するとお得です。
とことんお特に両替したい!という方は、レートの比較をして一番お得な両替方法を選びましょう。「忙しくて事前に両替する時間がない」や、「当日、空港で両替をする時間がない」場合や「当日、空港で時間に余裕があるか不安」と言う方は、ネットで注文し自分に合った受け取り方法が選べる外資マネーバンクが便利です。
大きいお金は不便!?
バンクーバーでは、50ドル札や100ドル札は大きな金額の支払い以外では使用を断られるお店があります。
50ドル以上の偽札が出回っている為、お店側に防犯上の理由で断られる場合があります。
高額な買い物をする予定がなければ、100ドル札は必要ないかもしれません。50ドル札はあってもいいと思いますが、20ドル札以下の紙幣を持参しておくと便利です。
そして、バンクーバーの公共機関であるバスの車内に設置されている運賃支払い機には、日本のバスのように両替機能がなくお釣りも出ません。
バスを利用する際は、事前に硬貨の準備が必要です。
また、カナダではアメリカドルも使用できます。前回の旅行で余ったアメリカドルを、バンクーバーで使い切ることが出来ます。
クレジットカードが便利
カナダ バンクーバーでは、ほとんどのお店でカード支払が可能です。最近では、公共機関であるバスや電車でも、クレジットカードをタップして支払いが出来ます。
カナダでクレジットカードを使用する場合は、暗証番号の入力が必須です。旅行前に持参するクレジットカードの暗証番号を確認しておきましょう!
しかし、中国系のレストランやお店では、支配方法が現金のみのお店もあるのでお気を付けください。
他にもバンクーバーでは、「アメリカンエクスプレス」「JCB」の取り扱いがないお店があります。「VISA」「Mater」のクレジットカードは何処でも使用できます。
☟バンクーバー国際空港での両替は? |
バンクーバー観光で必要なお金はいくら?
*レート C$1=約87.2円(2018年9月現在)
(*表示価格は、全て税抜です)
交通費
バンクーバーは、東部のトロントほど大きな都市ではないので何処へ行くにも公共機関を利用して観光が出来ます。
中心部からの距離で1ゾーン・2ゾーン・3ゾーン(C$2.95~=約257円)($3.00~=約261円 *2019年7月1日に料金が値上げされました)と分かれており、公共機関の料金はゾーンによって異なります。
そして、電車・バス・水上バスの主に利用される交通手段が全て同じ会社なので、1度チケットを購入すると共有で使えるので乗り換えの際にチケットを購入し直す必要がないので便利です。また、1度チケットを購入した時間から90分は乗り放題です!
そして、タクシーがあり初乗り料金は、 C$3.20~3.30=約279円~288円 とそれほど高くありません。
また、主要な観光スポットまではフリーシャトルバスが出ていたり、歩いて行くことが出来るので交通費用はかかりません。
観光費用
バンクーバー旅行の主要観光地の一部の観光地への入場は、入場料などが約$40前後の場所もありますが、大体約$10~です。
バンクーバー・アートギャラリーは、毎週火曜日はドネイション(寄付)の日で、いつもよりお特に入館できます。通常料金は、大人C$24ですが、寄付なので自分が思う金額でいいのですが、最低でも$5~$10が目安の金額です。もちろん、それ以上支払っても構いません!
食費
バンクーバーは物価が高く、食事は日本のようにコンビニで済ませるとはいきません。マクドナルドなどのファーストフード店でも、ドリンクなど合わせて頼むと約10ドル~になります。
レストランでの食事は、食費プラスチップ(10%~20%)が必要です。さらに、お酒を飲むと1回の食事で結構な料金になります。
●スターバックスのラテ C$3.95~=約344円
●ペットボトルの水 C$1.29~=約112円
●コカ・コーラ C$2.49=約217円
●フードコート C$9.00~=約785円
●レストラン C$15.00~=約1,308円
●高級レストラン C$50.00~=約4,360円
その他
お土産費や自分用のショッピング費は、お好みによって異なります。そして、バンクーバーでは国(5%)と州(7%)の2種類の税金がかかります。
商品によってかかる税金が異なりますが、最大では12%です。そして、表示金額は全て税抜です。
バンクーバーの税金については、こちらの記事で紹介しています。
残ったカナダドル
バンクーバー旅行で残ったカナダドルは、日本に帰国してから空港の両替所で日本円に両替が出来ます。しかし、日本円に戻せるのは紙幣のみで効果の両替は出来ません。
出来れば旅行中に使い切りたいですが、どうしても硬貨が残ってしまった場合は帰国の際に空港で残った硬貨を全て支払い、残りの支払い分をクレジットカードで支払えば硬貨が残ることがありません。
また、バンクーバー空港内や帰国後、日本の空港内にも寄付ボックスが設置されているので余ったお金の寄付が出来ます。
まとめ
いかがでしたか?カナダ バンクーバーは、クレジットカードが何処でも利用できます。用途に合わせて、現金とクレジットカードで支払い分けましょう。クレジットカードは、VISAかMaster を1枚持っていると安心です。
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