インド北東に位置し山の高台に町が立ち並ぶ「シッキム州」は、1900年代まで1つの独立したシッキム王国でインド領土ではなかった地域。
1975年に正式にインド領土となったのはつい最近。そんなインドを全く感じないインドの異世界シッキムでおすすめの観光スポットをまとめました。
東シッキム
Gangtok
シッキム州の州都「ガントク」はシッキムを旅行するなら絶対に訪れておきたい場所!
ガントクを中心にシッキム観光が便利!ホテルや観光インフォメーション、旅行代理店が集まっていてガントクからシッキム内の各地へ観光ツアーが出ている便利なエリアです。
ガントクの中心地「Mahatma Gandhi Marg」(MG マーグ)は人気のエリアでレストラン、ショッピング、ホテル、旅行代理店、インフォメーションセンターなど必要なこと、ものが揃っています。
☟シッキム州、州都ガントク観光☟ |
Ban Jhakri Falls Park
シッキム旅行者に人気の観光スポットになりつつある「バンジャクリ―滝公園」です。園内は中国っぽさを感じる雰囲気で自然の中を散策したり、池では足漕式ボートを楽しむ事が出来ます。
民族衣装のレンタルができ、バンジャクリ―滝で衣装を着て写真を撮ったりスリル満点のアスレチックもあります。
Enchey Monastery
「Enchey Monastery」は、チベット仏教の修道院です。入口から中までの道にはマントラと経文が書かれた筒状の「マ二車」が両側に並んでいます。
右側からマ二車を回して中へ。帰りは反対側を再び回して退出します。マ二車を回すは、書かれた経文が散らばって行くことで経を唱えることのようです。
Ganesh Tok
ヒンドゥー教ガネーシャの寺院「Ganesh Tok」
寺院への参拝は土足厳禁!日本の神社参拝と同様にまずは手洗いで清めてから靴置き場に靴を置いて参拝します。高台にあるので寺院からガントクの景色が一望できます!
DIRECTORATE OF HANDCRAFTS & HANDLOOM
シッキム政府が管理する「DIRECTORATE OF HANDCRAFTS & HANDLOOM」はシッキムの人々が全て手作りで作っている民芸品の展示、販売している場所です。
こちらにはシッキムの人々が技術を学ぶ学校がありシッキムの人しか入学できない、そして毎年入学できる人数が各クラス約10名と限られている学校です。
Hanuman Tok
ガントクの高台にある「Hanuman Tok」はヒンドゥー教の寺院。「Hamuman」はインド神話の神猿。健康を守る神として人々が参拝。こちらも土足厳禁!高台にある寺院からの景色は最高です!
KYICHU GA-TSAL
ガントクから反対側の山にある「KYICHU GA-TSAL」は、様々な花やサボテンなどがきれいに手入れされた庭園です。こちらにはなんと「竹林」があります!京都のように人混みを心配することなく竹林を楽しむ事が出来ます。庭園内には素敵なカフェスペースも!
Rumtek Monastery
ガントクから反対の山側Rumtekにある「Rumtek Monastery」はチベット仏教の修道院です。外国人観光客は中へ入る際、抜き打ちでパスポートの提示を求められる場合があるのでパスポートの持参がおすすめです。
Saramsa Garden
「Saramsa Garden」は現地の人々に人気の庭園です。広大な庭園内では、週末や平日の昼間でもピクニックを楽しんでいます。時々インド軍の練習場としても使用されているようです。
Tsomgo Lake
富士山とほぼ同じ高さの「Tsomgo Lake」ではヤックに乗り湖を散策出来ます。また、湖から更に上へゴンドラが繋がっています。シッキムでは高山病予防にポップコーンやチョコレートを食べると良いそうですよ!
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南シッキム
Namchi
ガントクから車で南へ約2時間半の場所に「Namchi」があります。ガントクより小さい町ですがここを中心に南シッキムの観光スポットへと繋がっています。シッキム観光の移動手段は車ですが、ナムチはガントクより道が険しく遊園地のアトラクションかのように車が揺れます。乗り物酔いをされる方には残念ですがあまりおすすではありません。
Buddha Park
ナムチから車で約1時間の場所 Ravangla にある「Budda Park」は大きな仏像がありその光景は圧巻です!広々とした中にポツンと座っている仏像を目の前に心が安らぐ気持ちにもなります。ガントクからは遠いですが訪れる価値はあります!
Saibaba Temple
ヒンドゥー教の寺院「Saibaba Temple」は見るも鮮やかゴールデンテンプルです!
Samdruptse Hilltop monastery & statue
チベット仏教の修道院「Sandruptse Monastery」には、巨大なマ二車が!!実際に回すことが出来ます。
Shiv Temple
ヒンドゥー教の神「シヴァ」の寺院です。広々とした寺院内は土足厳禁。ヒンドゥー教の3柱の主神の一人シヴァに関する神話が絵と共に紹介もされています。
TAREY BHIR
山の頂上を壮大な景色を見ながらのトレッキングが楽しめる場所「TAREY BHIR」天気が悪いと霧で何も見ることが出来ないので天気の良い晴れの日がおすすめです!
Temi Tea Factory
シッキムが誇る茶葉「Temi Tea」の工場です。工場見学、茶葉農園の散策、カフェ、販売まで楽しむ事が出来ます。工場の隣には新しく宿泊施設が建設され、部屋からは広大な茶畑を一望できます!
☟Temi Tea Factory☟ |
北シッキム
Kabi Lungchok
1900年代までインド領土ではなかったシッキムは独立した王国でした。様々な民族が存在しシッキムへ移民するチベット系のブティアとネパール系のレプチャが契約を交わした場所です。現在でも民族のしきたりなどが残っているようです。表情が日本人に似ていることから日本人がシッキムを訪れるとブティア系やレプチャ系と思われるそうです。
Seven Sisters Falls
7つの滝が流れている事から「Seven Sisters Falls」と言われるそうです。下からは7つの全部の滝を見ることが出来ませんが、長い階段で上まで登ることができ登ることでき7つの滝を見ることが出来ます。
Yumthang
チベットの国境近く「Yumthang」広大に広がる景色は圧巻です!環境保護に力を入れている為かペットボトルの持ち込みが禁止エリア。更に上へはインド国籍以外の外国人の入域が禁止されています。
まとめ
インドの想像とはかなり違いますよね?中国、ネパール、ブータンと隣接するシッキムではインドの雰囲気は全く感じられません!宗教を重んじ、それぞれの宗教で対立することなく共存しているシッキム。美しい場所が沢山あるシッキム旅行はいかがでしょか!!
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