インド旅行に行きたいけどインドってどうなの?
海外旅行でインドと言えば、良いも悪いも様々なイメージや感想があるのではないでしょうか。そんな私もインドを初めて訪れるまでは独自のインドを想像していました。
危ない、衛生面、世界が違うなどまだインドを訪れたことがない方はインド旅行経験者やインド滞在経験者の体験談やテレビやインターネット、SNSで知り得る知識でインドを想像しますよね。
本当のインドは実際にインドへ行ってみないことには本当のインドは分かりません。実際にインドは私の想像を遥かに大きく超えるほどの衝撃でした。想像以上、以上、以上の驚きがいっぱい!
現在インドによくないイメージをお持ちの方もそうでない方もインドの魅力が分かるのは【インド旅行の感想!二度目は違った!?楽しさを覚えたインドの魅力♪】でも紹介していますが、二度目から。
一度のインド旅行では私がそうであったようにインドの本当の魅力は感じ取れないかもしれません。これまでにインド旅行に行かれた方で「もう二度と行きたくない!」と言う方も多いはずです。
しかし、インドは2回目からが本当のインドの魅力に気付けるんです!一度目の初めてのインド旅行では、あまりの衝撃が大きすぎてインドを楽しめる余裕はないんです。
どうしても「嫌だ」「帰りたい」が先行してしまいます。初めてのインド旅行で気にならず普通に楽しめた方がうらやましい!
実際に初めてのインド旅行で私は正直「インドは当分いいかな(当分行きたくない)」と思っていました。しかし、二度目は事情があってインドに行くことになり気持ちは嫌々でした(笑)
ところが、すでに1回目のインド旅行で衝撃を経験し覚悟もあったので「インドを楽しむ事」に集中できたのです!
実は初めてのインド旅行から楽しめる方法があるんです。旅行会社のツアーで回るインド旅行です。私の友人が初めてのインド旅行は高齢の母と一緒だったのでツアーに参加したと言っていました。
初めてのインド旅行にも関わらず「楽しかった!!」「ツアーにしておいて良かった!」と言っていました。心配な方はおすすめです。
さて、ツアーへの参加、もしくは個人でインド旅行をする前に知っておいて絶対に損はない「インドで気を付けること」をまとめした。
目次
インドルピーへの両替
インドルピーは海外で流通出来ない為、日本ではインドルピーへの両替ができません。
驚きですよね?インドルピーが日本で両替できないことを知らなった私は、インド旅行へ行く日の当日に空港の両替所で初めて知りました。
空港の両替所で勧められたのはアメリカドルへの両替でした。アメリカドルはインド何処でもルピーへ両替ができるとのことでした。
インドで日本円をルピーへ両替できるかも分からないと言われ、アメリカドルであれば確実にインドルピーに両替が可能。
私自身、確かな情報を持っていなかったので両替所の方に言われた通り日本円をアメリカドルに両替しインドへ。実際には、デリーの空港で日本円をインドルピーに両替する事ができました。
デリーやコルカタなどの大都市では日本円をインドルピーに両替ができるようです。しかし、地方や田舎の方へ行くと日本円からの両替ができないのでアメリカドルが必要です。
【インドで両替ができる場所】
●空港
●銀行
●両替所
●ホテルなどの宿泊施設
空港での両替はレートが悪く、場所によってレートがまちまちなのが宿泊施設や両替所、銀行は多くの人々が並んでいるので不便。利便性や安心、レートなどを考えご自身に合った両替所での両替がおすすめです。
インドでの移動が多い旅行だったため、後で両替できる場所を探すよりさっさと両替を済ませたかったのでレートが良くなくても面倒なことは先に済ませたいと思いインド到着後すぐに空港で済ませました。
インドの衛生事情
インドの衛生事情は自分の目を疑うような信じがたい光景が広がっています。しかし、日本が清潔過ぎるのだと今では思っています。
世界でも群を抜いて清潔な日本で生まれ育ち、衛生面での教育をしっかり受けてきたことに本当に感謝したのはインド旅行に行ってから。
子供の頃に外でゴミをポイ捨てして母親にものすごく怒られて「うるさいな!」と思っていたことや、学校での毎日面倒だと思っていた掃除。日本の衛生教育が感謝になるとは(笑)
ところが、日本の行き過ぎた?衛生教や清潔過ぎる日本で生まれ育ったことがインド旅行で日本人を苦しめる事になろうとは。
インドのトイレ
インドのトイレは私達の想像を遥かに超えてきます。女性の人権やインドのトイレ清掃を職業にしている人々の人権が世界的にも問題になりつつあるインドのトイレ事情。
公衆トイレは不衛生、和式スタイルで水は流れません。トイレを済ませた後に洗う用の蛇口が各トイレの個室に完備されている場所もありますが、バケツに溜めた水があるだけのトイレも。
インドでは基本、トイレットペーパーは使用せず水洗い。水洗いと言っても、もちろん日本のようなウォシュレットではありません。蛇口やバケツの水を使用し手で洗います。
そのため手で食べる習慣のインド人は、洗う手の方で決してご飯を食べません。一応汚い方の手という認識があるようです(インド人の友人曰く)。
現在の若い人は知らないと思いますが、インドのトイレは昔の日本のぼっとんトイレのような感じです。においがきつくトイレットペーパーがないことが当たり前。
場所によってはトイレの使用が有料で、大と小で料金が異なる場所もあります。トイレの前に会計の人が座っています。お釣りが出ないのでトイレ使用分の細かいインドルピーを持ち合わせておきましょう。
「不衛生なトイレはちょっと」と言う方は、ホテルやショッピングモール内のトイレは清潔でトイレットペーパーも完備されているので利用しましょう。
ゴミの山
「そもそもどうしてこんなになるまで放っておけたの?!」と聞きたいことが山ほど出てくる光景ですが、清潔な日本で住む日本人ならではの疑問なのでしょうか。
ポイ捨てが普通のようです。ポイ捨てしても誰にも何も言われない結果がこのような環境を作り出したのでしょうか?怖いですね。
インド出身の友人に「政府は何もしないの?」と聞くと「政府はブラックマネーばかり」と汚職は日常茶飯事でお金お金お金だそうです。
環境をよくするなんてことはせず、お金のために必要のないダムをいくつも建設したりしているそうです。トイレにしてもそうですがもっとお金を使うべきことが山ほどあるのに残念でなりません。
しかしインドもついに「このままではいけない!」と気付いたのか、デリーなどの大都市は環境をよくしようと少しずつ動き出しているようです。
実際に、デリーからタージマハル観光に行った際にデリーで道が舗装されていたりきれいなビルが建てられていたりと「意外と清潔感がある」と感じました。
大都市から離れた地方ではゴミの山が合ったりゴミだらけの道や舗装されていない道がずっと続いています。砂ぼこりがまっているのでマスクが必要な場所もあります。
口にするもの全てに気を付ける
インドだけではなく東南アジアの海外旅行では「水には気をつけろ!」は有名な話ですよね。気をつけているつもりでしたが、私はインドネシアとインドで2度も水にあたりました(笑)
インドで気をつけておきたいのは、ペットボトルの水でも中身が水道水と言う事実があります。私はそれでホテルのペットボトルの水を飲んであたりました。
インドの情報で事前に知っていたにも関わらず、ましてやペットボトルの蓋を開けた瞬間「ん?」という異変を感じたにも関わらずがぶ飲みしてしまいました。
更にその水をマイボトルに入れて持ち歩いていたため、吐き気の後もその水を飲み続けていたという愚かさ。友人はあきれて絶句。言う言葉もないですよね(笑)
まず私のような人はいないと思いますが言い訳を並べると、
寝起きでボーっとしていた事
連日車での旅に疲れがたまっていた事
止まったホテルが寒過ぎた事
寒すぎてシャワーも浴びれなかったこと
トイレが嫌だったこと
など色んな事情が重なっていました。このようにインド旅行では環境が違い過ぎて様々な事情が重なり分かっていることや気をつけていても「うっかり」は起こります。
水の異変に気付きながらも飲んでしまっていますから。しかし、全てが危険というわけでもありません!屋台で販売されているストリートフードやチャイを飲んだり食べ歩きをしましたが問題はありませんでした。
とっても美味しくインドグルメを楽しみ、気に入ったお店はリピートもしたくらいです!その日の体調、胃腸に自信のある方も、自身の直感を大事にしインドでは口に入れるものの判断は厳しめにしておきましょう。
▼ダージリンで朝市完売するまでチャイを販売しているおじさんのチャイは美味しかった!おじさんの荷物を見る限り「大丈夫?」と思いそうな感じですが、1時間も経たずに完売して帰宅されてました(笑)
料金のふっかけ
インドでは旅行者への料金のふっかけは当たり前。時に日本人だと分かれば倍以上の値段を提示されます。これが腹立つ!!
初めからプライスタグがある商品のお買い物などはいいですが、料金表示がないお買い物や乗り物に関しては必ず使用前や支払う前に値段交渉をしておくことが鉄則です。
実際にリキシャーを利用し運転手と料金でもめました。本当に腹が立つ!ところが、初めは腹が立っていたのが値段交渉になれるとだんだんそれが楽しくなってきます。
正直、感じの悪い嫌な人もいますがあちらも商売人、最終的に仲良くなることもあり現地の人とのコミュニケーションと思えば楽しいと思えるようになります。
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物乞い
インドを旅行して感じたのは、物乞いの多さ。何処へ行こうと物乞いに出会いますが、一番の対処法はひたすら無視。相手の目も見ない!
「No」や「Sorry」などの断る言葉すら発しないようにしましょう。何か答えてしまうともらえると思われてしまうので何が何でも無視。
物乞いの多くは小さい子供なので心が痛みますがそこはじっと我慢。
一度「何かあげたほうがいいのかな?」とインド人の友人に聞くと「一度あげると他にも沢山よって来るから無視して」とのことでした。「これはインドの問題だから」とも。
物乞いの他にマーケットなどで物をしつこく販売してくる人達が沢山います。こちらもひたすら視線を合わさずに無視。無視をしても少しの間はついてこられます。
「No」とも決して言わない事!何か口から発してしまうと「買ってくれる」と思われ、ずーっとついてこられます。インド人は、なかなか諦めません!(笑)
心が痛くなりますが、じっと我慢して無視し続けて下さい。
肌の露出は控える/高級品は身に付けない
インドでは宗教の関係で特に寺院への参拝では、肌の露出が禁止されています。女性だけなく男性も。しかし、海外からの観光客はキャミソールや短パンで観光している人も多くいます。
そのため露出が禁止されている寺院では肌を隠すためのショールが貸し出しされています。【インド旅行でお寺へ参拝する時のマナー】でも紹介していますが、貸し出しは使い回しなので気になる方は、露出を控える服装やストールやショールの持参がおすすめです。
そして、インドでは高級品を身に付けない!持ち歩かない!が鉄則。
ただでさえ狙われやすい観光客が高価なものを身に付けていると危険にさらすだけ。現地の人に溶け込みやすい服装がおすすめです。
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じろじろ見られる
インド何処へ行こうとじろじろ見られます。初めは抵抗があると思いますが、慣れます。
デリーなどの大都市はましですが、日本人が珍しいのか観光客を鴨にしようとしているのか純粋に日本人に興味があるのかは様々だと思いますが、すごく見られます。
自信過剰になっているわけではなく本当にじーっと見られます(笑)
インド旅行では様々なことに驚き、自分自身の中で対処することが多いのでじろじろ見られていることはすぐに慣れるか忘れます。
全てを一度は疑う
インドでは全てにおいて一度は疑いましょう。
プライスは?
お水は大丈夫?
食事は大丈夫?
この人信用して大丈夫?
など、とにかく何でも一度疑っているくらいが丁度いい!私のように疲れすぎて疑う事を忘れてしまうと水にあたるなどの失敗をしてしまいます。
自分を守るため、安全を確保するためにもまずは疑う事が鉄則です。
海外旅行保険へ加入
インド旅行へは、海外旅行保険への加入がおすすめです。日本とはあまりにも違いすぎる環境での旅行は何が起こってもおかしくはありません。
【海外旅行保険は必要か?海外旅行保険に入らない人がいるとは知りませんでした】で紹介していますが、私の友人のように海外旅行で旅行保険に加入されない方でもインド旅行へは旅行保険への加入がおすすめ。
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実はお茶目で優しいインド人
「インドで気をつけること」をご紹介してきましたが、日本とは全く異なる環境だからこそ気をつけておかなくてはいけない事が沢山。
逆に海外の人々が日本を訪れる際には沢山の事を気をつけているはず。そうでない方も多いかもしれませんが(笑)文化や生活スタイルが違うので多少の事は仕方ありませんが。
海外旅行では、訪れる場所それぞれの環境に合わせる必要があります。特にインドは全く別の世界だからこそ気を付けることも多く環境に慣れるには時間が必要なのかもしれません。
このように気を付けることが沢山ありますが、私たちが日本で普通に暮らしているようにインドでもインドの環境でそれが当たり前で普通に人々が暮らしています。
それらに目を向けることができるようになれば、インドの素晴らしい魅力を見ることができインド旅行を心から楽しむ事が出来るのではないでしょうか。
私が二度目のインド旅行でインドを楽しめるようになったのもインドの環境に慣れ、驚かなくなったからこそそれまで気づくことのなかったインドの魅力に注目できるようになりました。
実はインド人はお茶目で優しい!
実はきれい好きな人も多い!
実は家族をとても大事にする
など、様々なインドの魅力が目で見えるように、肌で感じるることができるようになります。そこからが初めてのインド旅行の始まりです!
まずは、インドの環境に慣れること、インドは日本とは全く別の世界だということを気をつけてインド旅行へ行かれてみてはいかがでしょうか。
まとめ
インド旅行で気を付けることは、インドは日本とは全く異なる世界だということ。日本とは何もかもが違い過ぎて最初は戸惑いますが、それはただインドを知らないだけ。インドを知ればインド旅行を楽しむこと間違いなし!初めからインドを楽しみたい方は、ツアーに参加!一度目のインド旅行で嫌になった方は二度目のインド旅行にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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