驚きのインド別世界!シッキム州のガントクで訪れたシッキムのハンドクラフトが展示、販売されている「DIRECTORATE OF HANDCRAFTS & HANDLOOM」をご紹介します。
目次
シッキム州ガントク
インドの北東に位置するシッキム州は、1900年代までは1つの独立したシッキム王国でした。1975年、正式にインド領土になったばかりの地域です。
シッキムを訪れる際は観光でもインドビザとは別に「入域許可証」が必要です。
シッキムはネパール、チベット、ブータン、バングラデシュが隣接しているヒマラヤ山脈の一部としても知られています。
いくつもの国が隣接している為、国境にはインド軍の敷地がいくつもあり一部のシッキム観光スポットへは軍の敷地内を通過するのに「入域許可証」が別途必須です。
インドではありますが、公用語はネパール語。食事もネパール料理やシッキム料理でインド料理とは少し異なります。
☟ガントク観光☟ |
DIRECTORATE OF HANDCRAFTS & HANDLOOM
シッキム政府が管理する「DIRECTORATE OF HANDCRAFTS & HANDLOOM」は、シッキムの民芸品を手作りで製作、販売、展示しています。
また、技術を学ぶための学校があり通っていた学校の成績を含め入学試験を通過した毎年約10名のシッキム州民のみが通う事が出来ます。
クラスは、「アート」「ハンドルーム」「マルチクラフト(手工芸)」などがあります。ビルは2階建てで1階は販売スペース、2階がクラスと展示スペースです。
アート
アートのクラスでは寺院や修道院に描かれている細かい絵の技術を学ぶほか、木彫り技術もアートクラスです。卒業後は寺院、修道院や企業に就職したり独立される方もいるそうです。
▼まずは、細かい下書きを鉛筆で描いていきます
▼鮮やかな色付けは気が遠くなるような繊細な作業
▼実際の仕事。素敵な仕事ですよね!
ハンドルーム
ハンドルームは手織り機を使って毛糸で織る技術を学びます。簡単な物ではバッグや布、長い時間かかるものではラグやカーペットなどの大きなものまで。
▼まずは紙にデザインを手書き。それを基に織っていきます。
マルチクラフト(手工芸)
マルチクラフトは主に裁縫を学びます。ハンドルームで織られた布を使用しバッグや洋服を製作したり、布だけでなく皮を使った作品も作られています。
▼お土産にも喜ばれそうな作品ばかり!
まとめ
1階の販売スペースでは生徒さんが作った素敵な作品が沢山販売されています。どれも素敵な作品ばかりです!「技術を学びたい!」と思いましたが、伝統作品であるシッキムの技術はシッキム州民だけが学べるという事でした。シッキム州ガントクを訪れた際は、ぜひお立ち寄りください!
▼合わせて読みたい関連記事 |