インド人が必ず訪れたい場所、素晴らしい場所だと口をそろえるシッキム。シッキムへの観光客は毎年増加!そんな聞いた事もない誰をも魅了する、美しい景色が広がるシッキム観光はいかがでしょうか?
目次
シッキム「入域許可証(INNER LINE PERMIT)」
シッキムを訪れるには、インドビザとは別に「入域許可証(INNER LINE PERMIT)」(無料)が必要です。
インド人以外の海外観光者は、この入域許可証がなければシッキムに入ることが出来ません。また、この入域許可証でシッキムに入り一度出てしまうとその日から90日間は再入域が出来ません。
【入域許可証に必要なもの】
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シッキム観光の交通手段は、車です。
シッキム観光スポットの一部は、中国の国境付近のためインド軍隊基地がありそちらを通って観光スポットへ行かなくてはなりません。
インド軍基地区域を通るには大変厳しいルールがあり、旅行代理店を通さないと行くことが出来ません。
インド軍基地区域へは、入域許可証の取得が必須です。それぞれの観光スポットを訪れる為の入域許可証は、現地の旅行代理店で申し込みをします。
申し込みには、最低2人以上の定員が必須です。
一人旅で行かれる方は、旅行代理店で一人だという事を相談してみて下さい。他の観光客とグループで組み合わせてくれるかもしれません。
南シッキムや北シッキムへの観光は大変人気のツアーです。ツアーへの参加は、旅行代理店が多く取り扱っているので当日参加も可能です。
シッキム観光は、シッキムの州都「ガントク」(東シッキム)を中心に北シッキム、西シッキム、南シッキム、東シッキムそれぞれの観光スポットへ行くことが出来ます。
ガントクの中心地「Mahatma Gandhi Marg」(MG Marg)には、たくさんの旅行代理店があります。
【入域許可証の申請に必要なもの】
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▼ガントクの中心部にある「Mahatma Gandhi Marg」
南シッキム観光
Temi Tea Factory
ガントクから車で約2時間、南シッキムにある「Temi Tea Factory」へ行きました。Temi Tea Factoryでは、工場見学や茶畑散策、カフェ、茶葉の販売もされています。
Temi Teaは、シッキムを代表する茶葉で栽培から販売、管理をシッキム政府が行っています。
日本ではダージリンティーやアッサムティーが有名ですよね?ダージリンティーやアッサムティーは世界的にも有名です。
シッキムの人々は「Temi Teaはダージリンやアッサムよりクオリティが高い!」と自我するほど自信がある茶葉だそうです。
前回のシッキム旅行(⇒インドの奥地シッキム州ガントク観光の見どころ!シッキムはどんなところ?)でTemi Teaを購入し、普段から飲んでいますが美味しいです。
「では、なぜ私達は知らないのか?」
と疑問に思いますよね?
Temi Teaは、インド国内から発注を受け販売しているが発注元がTemi Teaを自社のブランドとして販売しているそうです。
「え?!」
と驚きましたが、売上を考えると仕方のないことだということでした。
▼「工場見学」とても丁寧に説明しいただきました!
▼全ての工程が手作業!
▼茶畑散策♪
☟シッキムティーの作り方☟ |
北シッキム観光
シッキム旅行で欠かせない観光スポットが、シッキム州で一番人気、一番美しいとされている北シッキム。インド国内からも北シッキムを訪れる人が多い、シッキムに来たら必ず行っておきたい場所。
北シッキムの一部の観光スポットへの入域も入域許可証が必要です。インド軍基地を通過していくので入域許可証が必須です。
更に山を登って行くと、インド人以外の外国人は入域が禁止されていて、ペットボトルの持ち込みが禁止されているなど厳しく規制されています。
今回は、「CHATTEN(チャタン)」「LACHUNG(ラチュン)」「YUMHANG(ユムタン)」エリアへ。
チャタンからヘ先は、数年前の土砂崩れのため外国人旅行者が通過できる道がなくなてしまい、インド人しか通過できないインド軍区域の道へは私達は入域が許されませんでした。残念
▼「MANGAN(マンガン)」で入域許可証を申請。
▼道中も「ちょっと止まって欲しい!」と思うようなスポットが沢山あります。
▼道中にシッキムで人気グルメの「モモ」で一息♪モモはネパール語で餃子。
☟モモの作り方☟ |
LACHUNG(ラチュン)
道中止まったり、休憩や食事をしたりして今夜宿泊するラチゥンの宿に到着したのは夜。今年8月にオープンしたばかりのテントに泊まる宿泊施設へ。
「え?この寒い中テント?!」
「え”--------?!」
と恐怖を感じましたが、「外気をシャットダウンするというテントはホテルより暖かい」というスタッフの説明でしたが、信じられるわけが…ない…
「シッキム旅行は終わった…」
と今にも直ぐに家に帰りたい気持ちが溢れて泣きそうになりましたが、テントの中に入って見るとスタッフの説明は本当でした!しかも豪華!!
小さい携帯用のヒーターが完備されていましたが、暖かく快適でした!疑ってすいません!と反省。(笑)
▼部屋にはトイレ・シャワーも完備!部屋との仕切りはしっかりあり、インドでは珍しいトイレットペーパーも完備!
▼寒さも吹っ飛ぶキャンプファイアー!
▼早起きして朝日が山に当たっていく瞬間を見ることが出来ました!
▼夜は何も見えなかった景色がこんなにきれいだとは!!
YUMTHANG(ユムタン)
ユムタンへどんどん標高が高くなっていきます。広大な山の美しい景色がずっと続いています。この時点で私は既に高山病の症状が…
前回のシッキム旅行で「Tsomgo Lake(ツォンゴ湖)」を訪れた時と同じ、富士山でも高山病になった8合目の高さを超えるとダメなようです…
シッキムの人は高山病予防にポップコーンを食べるそうですが、残念ながら効きませんでした。
▼ヤックがかわいい♪
▼これ以上登っていけないので途中「ユムタン河」で下車し、友人はその先へ
▼現地の人が実際に住んでいます。
▼待っている間に昼食、休憩
▼高山病に聞くと言われる塩ミルクティ。正直美味しくありません(笑)一緒に下車してくれた友人は、ビールを飲む余裕。
シッキム観光を楽しんだ後は、ダージリンへ🚙
⇒ダージリン観光の過ごし方~世界最地点ダージリン鉄道とダージリンティー~:インド
まとめ
インド感じさせない雰囲気のシッキム。誰をも魅了する景色は納得がいきます。標高が高すぎるのがネックではありますが、高い場所でも平気!と言う方はぜひ、海外旅行の行き先に追加してみてはいかがでしょうか!
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