日本で育ち海外へ行くと、あまりにも違う文化や生活スタイルに戸惑った経験はありませんか?日本で生活している時は、それが当たり前と思っていたことが日本の外に出てみると驚きの連続!良し悪しもありますが、海外生活で感じたことをまとめました。
自分を大切にする
良い意味では「自分を大切にする」ですが、悪く言えば「自己中心的」と捉えることも出来るかもしれませんが、そう思うのは日本人だからかもしれません。
海外では、「とにかく自分が一番!」
自己中心的と捉えてしまうのは、日本では常に「相手を思いやり行動する」と言う文化で育ったからかもしれません。
よく例えられるのは、行列の並び方。
海外生活初めの頃は、電車やバスで日本でしていたと同じように並んで待っていたら普通に後ろからどんどん抜かされるという事実。
「え?!えー?!」と驚きましたが、海外ではあまり並んで待つという事が少ないようです。
順番抜かしをしているという感覚もないようです。(笑)
特に自分を大切にするといつも感じるのは、
「嫌なことをしない(やりたくない事をしない)」ということ。
日本では、仕事が終わって帰れるのに「帰りにくい・・・」となんとなく帰ることが出来なかったりしませんか?
周りは帰っていないから人の目を気にして帰り辛い・・・
など、ありますよね?
海外では、仕事が終わればすぐに帰ります!
金曜日にもなるとお昼過ぎに仕事を切り上げ、週末を楽しんでいます!
仕事もしっかりしてプライベートもしっかり楽しむ!
と、仕事トプライベートのメリハリがしっかりしています。
誰のため?自分のため!です。
日本では、簡単なことではありませんが海外では「人生を楽しむ」人々が多いように感じます。
もちろん、全ての人々がそうではありませんが、
「世間の目」
「皆がそうしているからしないといけない」
「こうしなければ」
などのしがらみがなく自分を一番に人生を楽しんでいます。
副業は当たり前
海外での働き方は異なります。有給休暇は働く年数によって必ず取ることが出来、働く時間も週に何時間と決められている国もあります。
また、1つの会社で働くのではなく個人で様々な仕事をしている方も多い事に驚きました!
会社で働きながら塗装や水道などの修復系の仕事を自分でしていたり、ネットビジネスをなどの副業を個人でしています。
他にも、フォトグラファーやアーティストなど2つ以上の仕事を掛け持ちでしていたり、学校に通い他にもスキルを身に付ける方もいます。
一つの会社で働くだけでなく、興味があることはとりあえずやって様々なスキルや経験を身に付けています。
だから、
「こんなこともあんなこともやっているよ!」
と、初めは自慢?!と思ってしまいましたが、
「自分でこれだけのことが出来るよ!」と自分でコネクションを作り、マーケティングにも積極的です。
「何でもありなんだなぁ」
と感じました!
色んな意味でポジティブにさせてくれます!
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自分の意見や意志をはっきり伝える
日本人には難しい、自分の意見や意志をはっきり伝えること。
日本では、少し濁して伝えたり曖昧な感じで伝え相手に柔らかく伝えますが、それでは海外では全く伝わりません。
「イエス!!」か「ノー!!」は、はっきりそのまま伝えます。
さすがにデリケートな事は、海外でも日本と同じように少し濁したり何か別の言い方で伝えることもありますが、基本的にはストレートに伝えます。
「これ欲しい?」と聞かれたら、「欲しい!」か「要らない!」
「行きたい?」と聞かれたら、「行きたい!」か「行きたくない!」
が普通で、断る時もはっきりストレートに伝えても相手に不快感を与えないようです。
むしろ遠回しに断った方が失礼になる場合もあるようです。
また、遠回しに言いすぎて「ノー」と言う意味だったのに「イエス」の意味に伝わってしまった・・・と言う事もありました。
「曖昧に伝える日本人は、変わっているね!」と友人達で言い合いになることも時々あります。(笑)
身についてしまっている事なので日本人には、慣れるまで難しいですよね!
慣れるために「はっきり伝える!」と頭の中で意識して答えていました。(笑)
日本は特別
海外生活で改めて日本の様々な事に気付かされました。
日本では、一つの言葉に何通りもの意味が込められ会話が成り立ちます。
一言で相手に伝わることはとても多いため、言葉が少なくても理解しあえることがありますが他の言語ではそれは難しいことなのだと感じました。
英語では、「伝えたいことを伝えるのにそこまで説明しないと伝わらないの?!」と思う事もありました。
日本人って日本語ってすごいな!!
と、いつも感じさせられます。
また、「何も言わないでも伝わる」などのようなこともありますが、海外でははっきり言わなければ伝わりません。
日本では、はっきり伝えることや意見を言うことはあまり好まれていません。相手に気を遣いすぎ自分の言いたいことを躊躇してしまったり。
だから、海外に出て異なる言語でのコミュニケーションに困ったこともあるのではないでしょうか?
私も、「どうしてはっきり言わないの?!」と言われたことがよくあります。
日本では、思った事を言いている方だった私でも、「あ、言っていいんだ」と改めて気付くくらい無意識に言いたいことを言っていなかった事に気付かされました。
他にも、
待つときは列に並んで待つことや
何をするにも15分前行動、
時間通りに運行している公共交通機関、
24時間営業のお店
日本のサービス
など、1度日本の外から改めて日本を見てみると他の国では無い事が沢山ある国だと気付かされます。
日本に旅行に行かれた方に、「日本はきれいで清潔」とよく言われます。
「いつもきれいに!」と言うのは、私たちが小さい頃から教えられたことなので学校や職場を自分達で掃除をするという事は、海外ではとても珍しいことだそうです。
今では世界的にも有名になられた近藤麻理恵さんまでもいきませんが、成長過程で教えられた片付けなどのオーガナイズ能力は日本で育ったおかげだと思います。
部屋もきれいに使うということで、現地の部屋の貸し出しでは日本人を限定している部屋もあるくらいです。
海外に出てあまりにも違う文化で困ることもありますが、あまりにも違う日本で育って良かったと感じます。
まとめ
日本から出てみて、日本との違いに驚きと感動の両方を感じることが出来ました。様々な考えがあること、「〇〇でなければいけない」ということはなく、自分のやりたいように人生を楽しんむという事を改めて感じました。
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