海外生活でのストレスや孤独を感じても、それでも海外で生活したい理由

海外生活は大変?!

海外旅行では楽しいことばかりなので、海外生活も楽しいはず!と思いきや、いざ住んでみると結構大変なことだらけの海外生活。「どうして私だけがこんな目に。。。」と一人で悩んではいないでしょうか?

大丈夫です。恐らく海外に住む日本人なら誰もがこの大変さを感じ、自分を責めたり悩んだ経験があると思います。

基本、嫌なことをすぐに忘れるポジティブな性格の私もストレスを感じ失敗だらけの自分を責め、日本に帰りたいと思った事が何度もあります。

では、海外生活では何が大変なのでしょうか?

海外生活でストレスや孤独を感じる

言葉の壁

やはり、大きなストレスは英語ですよね。日本では、公共の場や学校、仕事場ではあまり話したり出来ず、静かにしないといけないと教えられてきました。

だから、どちらかと言うとあまり話すことが得意ではない方が多いと思います。しかし、海外ではコミュニケーション能力が高く求められるので、会話の間に冗談を交えて話すことを好みます。

ある程度英語が出来る様になっても、このコミュニケーション能力で頭を抱える方も多いのではないでしょうか?私はそうです。

話せるようになっても、会話の店舗についていけず孤立してしまう場面が何度もありました。他にも話の内容が、政治の話や環境問題などグローバルすぎてついていけなかったりもしました。

海外生活で英語のストレスにどう向き合うか?

公共機関(家、銀行、保険、医療など。。)やトラブル

家や部屋を借りたいり、購入するシステムや保険、医療制度などのシステムが日本とは全く違う為、初めは大変苦労します。しかも、やり取りは英語です。泣きそうになりながら必死です。部屋を借りている人達のなかに、大家さんとトラブルになっているのもよく聞きます。

また海外では、日本の医療システムとは違い、直ぐに専門科に行けない国もあります。レントゲンやMRIを撮るのに何か月か待たされる時もあります。よわっている時に、そんな状況になると本当につらいですよね。

知り合いの日本人の方は胃に以上がありましたが、胃カメラの予約で3か月以上待たされていました。病気だったら悪化するんじゃないか?!と不安になります。

喧嘩した時

旦那さんやパートナーなどの信頼のおける人と喧嘩した時に、最も孤独感を感じます。助けてほしいのに曖昧な返事をされたり、話を聞いてくれていなかったり。。こんな時は日本に帰りたい!と思います。

病気やケガをした時

日本で病気や怪我をするのと、海外生活では不安な度合いも大きく異なります。日本には両親など助けを求められる人が沢山いますが、海外生活ではそうはいきません。

医療システムの違いもあります。分からない英単語が多く、医療英語と言う難しい会話になります。また、痛みは人をネガティブにさせます。

差別を感じた時

世界中どこにでも人種差別はあります。日本では経験する事のないことなので、実際にそういう体験をすると非常に悲しくなります。

このように、海外生活では大変な事が沢山あります。共感される方もいるのではないでしょうか?
私はいつも、これらの大変なことの何が私を悩ませているのかを1つ1つ細かく認識するします。そして、どうしてそうなったか把握するようにもしています。

そうする事で、また同じようなことが起きた時の対応方法が見つかるからです。

対処法として実際にしていること

大変だったことや、ストレス、孤独に感じていることなどを口に出して言う

日本人は感情を抑えたり、口には出さしてはいけないと思う傾向にあります。ですが、住んでいるのは日本ではないので、言いたいことを言ってもいいです!「寂しい!」

「日本に帰りたい!」「誰か頼れる人が欲しい!」「もぉ英語なんて嫌だ!」など、何でも思った事を口にします。口にするだけでもすっきりします!もし誰かがそれを聞いていたら、

意外と私も!と共感してくれたり、解決法をアドバイスしてくれたりします。他にも周りの人達が知らなかった自分の感情を、こんな風に思っていたのか!と知ってもらえるようになり、気にかけてくれるようにもなります。

起きたことの原因を追究し、理由も見つける

例えば差別的ことをされた時に、「私はなぜあんなことされたのか?」を考えます。他の人と比べて英語力がたらなっかたのか?や笑顔が足らなかったのか?

など理由を考えて答えが出ない時は、色んな人に聞きます。そうすると「理由もなしにそういう事をする人は、世界にいくらでもいるよ」や「差別した側の、教育が十分じゃないんだよ」

「もう少し大きな声で話してみたら」などとはっきりした答えが見つかります。なぜ、そうされたのか答えが分かれば、すっきりします。

直せるところは自分でも直して、次また同じ事があっても以前ほど落ち込まなくなります!

迷わず日本に帰る

嫌なことが続いたり、ストレスや孤独を感じたら「日本に帰ります!」。我慢している必要はないです。我慢しすぎて身体を壊してしまっては、より大変な事になってしまいます。

私は病気になった時は、直ぐに日本に帰りました。そして、適切な処置をしていただいたのですぐに回復しました。他にもストレスが溜まりきった時も、日本に3,4か月ほど過ごしたら、海外生活に戻りたくなりました!

人間、失敗だらけや大変な環境にいるとネガティブになりがちで、疲れるのが当たり前です。1度違う環境にしてみて、リフレッシュする事も大事です。

状況によっては日本に帰れない方もいると思いますが、自分の気持ちや身体が1番大事なので、そんな時は自分最優先で良いと思います。

それでも海外で生活したいと思う理由

大変な事がこんなにもあるのに、日本に帰ると3,4日か月でまた戻りたいと思ってしまいます。それでも海外で生活したいと思うのはなぜでしょうか?

年齢関係なく人が尊重される

求人募集要項に30歳以下などの表示はありません!何歳になってもやる気と経験があれば、働けます。履歴書に写真を貼る必要もありません。あくまで経験やパーソナリティで判断されます。

そして重要なのはコミュニケーション能力です。日本人には、このコミュニケーションが難しいですが少しずつ改善していけます。

女性や障害者が働きやすい環境

海外のほとんどの女性は、子供が生まれても働きに出ています。社会も女性が働ける環境づくりに熱心です。海外では日本とは違い、多種多様な宗教を信仰している人々が多くいます。

宗教ではお互いに助け合うという教えがあるので女性、子供を助けるのは当たり前の考えです。育児休暇も、1年は有給で取れる会社もあります。

会社では、障害を持った人々が働ける受け入れも充実しています。

細かいことは気にしない

海外では、ほとんどの女性がノーメイクです。ノーメイクだからと言って、誰も何も言いません。服装も自由です。見た目は気にしません!失敗もしても、「大丈夫だよ!気にしないで!」と細かいことをいちいち気にしません。

日本では細かいルールが沢山あり、細かいことで色々言われたりしますが、海外生活では細かいことを気にしない事が1番の魅力です。

誰とでも挨拶

お店に入ったり、レストランや電車やバスの中でも、様々な場所で知らない人とあいさつや会話を楽しみます。私の日本の実家は田舎なので、知らなくてもお互いにあいさつします。気軽な感じが良いですよね。

健康意識が高い

海外では健康意識が高い人が多いです。オーガニック商品を販売するスーパーマーケットや、レストランなどが充実しています。自分や子供、家族の健康を考えて商品が購入出来ます。また、ガンなどの病気予防にもなります。

何事にも前向き

あまり人の愚痴を言う人がいません。日本の様に毎日テレビで流れるゴシップみたいに、ゴシップに興味のある人は少ないです。

楽しかったことや行ってよかった場所などの情報交換などの会話の方が多いです。こんなこと事して失敗したなどの話でも、解決策を話したり、そんなこと気にしなくて良いなどの前向きな会話がほとんどです。

まとめ

海外生活は大変だけど、日本とは違う良い面もたくさんあるのでそれでも海外で住みたいと思います。一人で悩まず誰かに吐き出すことで、海外のストレスも解消されます。また、思い切って日本に帰って見ることが一番の解決にもなります。海外生活で悩んでいる方のお役に立てればうれしです。

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