「海外生活、海外へ移住したい!」と思った事はありませんか?「高校や大学を卒業してどうしよう。。。」や「今の仕事にやりがいがない。。。」など悩むことも多いですよね?
私もそうでした。同じ繰り返しの毎日に飽き、随分前から海外生活への思いがありましたがなかなか行動に移せないという時期もありました。
そんな日々から思い切って抜け出し、30代で仕事を辞め海外生活に挑戦しました。今では、カナダに移民して6年が経ちます。
初めて海外生活がしたいと思ってから約20年かかりましたが、この20年間も無駄ではありませんでした。
というのも、20年前は「いつか海外生活がしたい!」とは思ったものの本当に出来るとは思ってもいなかったからです。
ですが、今思えばこの20年間無意識にしていたことが、海外生活への準備だったのかもしれません。
結果論ではありますが、「海外生活をしたい!」と思ってすぐに行動に移せる方もいると思います。また、様々な事情で今すぐは無理という方もいると思います。
しかし、「海外に行きたい!」と思ったときから出来ることがたくさんあります。
目次
海外生活に向けて今すぐに始めたいこと
海外生活と言っても様々です。
●長期で海外旅行へ行き、数か月~1年間滞在
●ワーキングホリデイを利用し1年間~2年間滞在
●他の国への移住や移民
私が初めて「海外でいつか暮らしてみたい!」と思ったときは、このようなことも全く知りませんでした。英語も全く話せず、ワーキングホリデイのシステムさえ何も知りませんでした。
海外旅行が私の初めての海外で、まずは始められる海外旅行へたくさん行くことから始めてみました。
海外旅行
まずは、海外の事を知るために海外旅行に行きます。もうすでに海外旅行に何度も行っている方は、海外がどんな環境であるか知っているはずです。
まだ、海外旅行に行った事がないという方もいると思います。私の高校の後輩は、海外に行ってみたいと思っていたのですが海外旅行に行ったことがなく、海外の情報も何もなく決断出来ずにいました。
私も海外旅行に行くまでは、海外に関しては何の情報もなかったので「海外に興味がある」や「興味がない」という感情すらありませんでした。あまりにも知らな過ぎました。
しかし、初めての海外旅行で魅了されその時に「いつか海外で暮らしてみたい!」と思うようになりました。
また、その逆もあると思います。私の母親は、初めての海外旅行で「もう二度と行きたくない」と言っていました。
最近は、海外の旅行番組や様々な海外に関する情報がテレビやインターネットで知ることが出来るようになりました。
しかし、海外で自分がどう感じるかは実際に行ってみない事には分かりません。
だから、まずは海外旅行に行って自分で実際に感じて「ここで住んでみたい!」と思うのか、やっぱり日本の方が良いと思うのかを確かめるためにもすぐに出来ることです。
海外旅行へ初めて行ったときの衝撃!海外にはまった魅力とは?!
語学の習得
海外で暮らすには、やはり語学の習得が必要です。日本語と英語や中国語など2か国語話せると言う事は、海外での仕事を見つける時にも幅が広がります。
私は、初めての海外旅行では全く英語が話せずに行きました。学生時代も全く勉強してこなかったので、英語は全くのゼロでした。
「自分の言いたいことが言えない」という事に苦労した経験から旅行後は、独学で旅行英語フレーズの丸暗記をしました。
その当時は今みたいに簡単に英語を習える教室はなく、有名な英会話教室は高額でとても通うことが出来ませんでした。
とりあえず旅行で使える英語が必要だったので、書店で旅行英語フレーズ集が載っている本を購入し丸暗記しました。
また、TOEIC や英検を受けて英語力を試してみることもおすすめです。
他にも、英語でメッセージをしてくれる友人を見つけて英語や必要な言語でメールをするや、携帯の設定を習得したい言語にします。
また、テレビやネットで語学の番組がたくさんあります。洋楽を聞いて書き出したり、家で日本語のテレビは一切見ないようにするなど、自分で英語環境を作り出してみるのも語学向上に役立ちます。
そして、海外旅行では普段習得した語学を積極的に口に出して試してみる!旅行から帰ったら「何が足りなかったか?」を振り返り、また習得に励みます。
海外旅行で英語が全く話せなかったのに旅行英語を丸暗記しただけで劇的に変化?!
文化や生活スタイルを知る
海外旅行へ行くまでは、日本の文化や生活スタイルしか知らなかったので初めての海外旅行ではあまりにも日本と違ったので衝撃でした。
海外旅行へ初めて行ったときの衝撃!海外にはまった魅力とは?!
日本ではありえない事が、他の国では普通という事もあります。日本では、犯罪にならない事も犯罪になったり、日本ではやってはいけない事が海外では何も言われないことなどたくさんの違いがあります。
海外旅行を通して日本以外の文化を学んだり、日本に住む外国人に教えて貰ったり日本以外の文化や生活スタイルがあることを知ることはとても大切です。
日本に来る海外からの旅行者が、日本の文化や生活スタイルを無視したいたら良い気はしませんせんよね?日本から海外へ行く場合も同じで、お互いにその国のルールを守り尊敬・尊重しあう必要があります。
海外生活と日本生活のここが違う!これから海外生活が始まる方へ
日本の事をもっと知る
海外では、会話などのコミュニケーションがとても重要視されます。だから、会話の話題も大変幅広いです。海外でよく聞かれるのは、日本の人口や自分の出身地の人口、首相や天皇についても聞かれます。
また、日本の歴史好きの人には「豊臣秀吉」「徳川家康」のことも聞かれたことがあります。私は、歴史には興味があったので話が盛り上がりましたが、話題が広すぎです!この歴史の話題から、阿部首相の話題にもなりました。(笑)
また、地震についてや福島の事も話題になります。海外に出て気づいた事は、日本人なのに日本の事をよく知らないという事でした。海外の人々は、母国の事を本当によく知っています。
私が知らなさ過ぎたのでしょうが、あわてて出身地の人口と面積を調べたのを覚えています。日本の医療システムや国民年金などもそうです。
他にも、日本で接客の仕事をしていた時に「政治」や「宗教」の話はしてはいけないと教えられましたが、海外では政治や宗教の話も普通にします。
特に海外の企業で働くことを目指す方は、日本の経済や日本についてもっと詳しく知っていると非常に役立ちます。
自分の意見を持ち、言えるようにする
海外では、クラスで一つの話題に対して賛成派と反対派で意見を出し合う時間があります。私が通っていた英語の語学学校でもありました。
日本人は意見を出すという事に慣れていない為、強く自分の意見を言い切る事が出来ない傾向にあります。ですが、他の国の人々は自分の意見をそれが間違っているいないは関係なくはっきり意見する事が出来ます。
日本人は自分の意見がないわけではないのですが、言い切るという事に慣れていないのでどうしても聞き手に周ってしまいます。
日本人の相手を思いやり、はっきり伝えないという文化は、意見の出し合いの場では通用しません。私も良かれと思って行ったことが、相手が勘違いをして不快にしてしまったという事があります。
それ以降は、はっきり伝えるようにしています。また、留学や移民に必要な IELTS などのテストにも自分の意見が求められます。意見に対して何故そう思うのか?まで言えることが必要です。
まとめ
「海外生活がしたい!」と思ってからすぐに始めたいことを紹介しました。私は、海外移民まで20年掛かりましたが、その間も海外生活が頭の中にあったのでこれらのことを無意識に行っていました。そして、海外生活のチャンスが来た時にはやっていた準備がたいへん役に立ちました。海外に行きたいと思っていても様々な事情ですぐに行けなかったり、決断出来ずにいる方でも今からすぐに出来ることを自分のペースでやっていれば、チャンスが来た時に役立ちます。早速今から始めてみてはいかがでしょうか!
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