世界的に広がっている新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で外出自粛が続いている海外生活ですが、皆さん家でのひきこもりは大丈夫でしょうか?
家の中にずっといる事に慣れていない方はかなりきついのではないでしょうか。2週間、1ヶ月、2カ月といつまで続くか分からない新型コロナウイルスによる不便な生活環境。
映画やドラマも観尽くした…
音楽も聞き飽きた…
本も読み飽きた…
など、そろそろ何をしたらいいのか分からなくなってきていませんか?今回は子供さんも一緒に楽しめる、一度始めたらはまってしまう「ウィービング」をご紹介します。
ウィービング
ウィービング「Weaving」とは「織る」「編む」と言う意味で糸を使い織って作ることです。
いまいちよく分からない…
と思う方もいるかもしれないので、まずは出来上がりをご覧ください。
「あ~見たことがある!」と言う方も多いのではないでしょうか?画像は織り機で織った出来上がりです。織り機を体験したいと言う方は、現在の状況が落ち着いてから!
織り機なんてもちろん家にはありませんよね?心配いりません、ウィービングは織り機なしでも簡単に織ることが出来ます。
タペストリーとしてお部屋のインテリアとして壁にかけたり、マフラーやショール、アクセサリー、バッグに縫い付けたりしてファッションに!
食事の時のランチョンマットやコースターなど、用途は様々です!
▼織り機を使用せずに織ったウィービング♪
ウィービングタペストリーの作り方
【準備する物】 ●毛糸(お好みで) ●写真立てフレーム(キッチントレー、バインダー、段ボール) ●フォーク ●ハサミ ●毛糸用の針、ゴム通し ●かぎ針 ●棒 |
材料は全て家にあるものや$1ショップで揃います。
毛糸がなければ要らなくなったTシャツやレース、タオルを細く切って使えます。フレームは、キッチンで使用しているトレーや紙を挟めるバインダーや段ボールで代用できます。
フォークは飲食店でもらえるプラスティックのフォークを使っています。出来上がったウィービングタペストリーを飾るための棒は、飾ることができるものであれば何でも構いません。
ビーチや山などで落ちている木の枝や流木は無料でインテリアとして雰囲気がでるのでおすすめです。
今回サイズは、B5サイズのノートより小さい写真フレームを使用したウィービングタペストリーの作り方をご紹介しますが、サイズはお好みで作って下さい。
始めは小さいサイズから挑戦し、ウィービングに慣れてきたらサイズを少しずつ大きくしてもいいかもしれません。
まずは、出来上がりがこちらです。
①フレームに糸を巻きます。始まりと終わりの糸は、外れてこないようにフレームに括り付けたりテープで止めておきます。
②タペストリーの下にフリンジを作っていきます。フリンジを付けるか付けないかはお好みです。ランチョンマットやコースターなどフリンジが必要がないものもあります。
2本の糸に毛糸を通し(画像左1)糸と糸の間から毛糸を出します(画像左2)
毛糸の両端を輪っかに入れて引っ張ります(画像左3)
前列繰り返しフリンジの出来上がりです!
③さて、ここからがウィービングの始まりです。フレームに巻き付けた糸を交互にすくっていきます。この時糸をすくいやすいようにすくう糸を初めに棒(割りばしでも代用できます)ですくっておきます。棒を入れておくと、糸を通すだけなので簡単です。
糸を通したらフォークで下に押して整えます(画像真ん中)
一列目の出来上がりです!
④逆へ戻る際は、先ほどすくわなかった糸をすくっていきます。
①~④の繰り返しです。
⑤途中で糸の太さや色を変えて、お好みのタペストリーにデザインしていきます。
⑥出来上がったら裏返し糸を切ります。フリンジを作ったタペストリーの下になる部分は、ほどけてこないように結びます。
そして、タペストリーの上になる部分は糸の間に棒を挟んで結んでいきます。
結び終えたら、糸の処理をし余分な糸はカットします。この時に裏側に出ている糸も同様に処理します。壁に掛ける糸を付けて、フリンジをお好みの長さにカットして出来上がりです。
デザインはお好みで!
▼フリンジを2段にして色や長さを変えてカット♪
▼ボンボンを作って後付け♪
▼仕上げ後タペストリーをタテにして飾るのもあり♪ベースの糸の色を変えたり♪
タペストリーだけではない!
ウィービングで出来上がったものはタペストリーだけでなく、バッグやポーチに縫い付けて自分だけのお気に入りを作ることも出来ます。
まとめ
いつまで続くか分からない海外生活での外出自粛の退屈な日々。人は暇があり過ぎると色々考えてしまいがち。そんな時間を作らない為にも家でできる事に片っ端から挑戦してみてはいかがでしょうか!大人から子供まで楽しめるウィービング、ぜひお試し下さい!
▼合わせて読みたい関連記事 |