ワーキングホリデイや海外移住など、海外生活に必要な現地の言葉。英語やスペイン語、フランス語、中国語、韓国語など様々ですが、語学の習得って簡単ではありませんよね?
人によっては、語学習得が得意な方と得意ではない方の二方に分かれると思います。
私は、明らかに後者です。
日本語も得意でない私が、他の語学習得はゴールが見えないマラソンのような感覚です。しかし、決して無理ではありません!
私は英語圏に暮らしていますが、学生時代は全く英語の勉強をしてこなかったので海外生活初めの頃は、全く話すことが出来ませんした。
相手が何を言っているかなんて、分かるはずがありませんでした。今では、何とか日常生活は困ることが少なくなりました。
今回は、語学習得で出来ることやコツをまとめました。
目次
1.なりたいレベルを決める
語学習得を始める前にまずは、なりたいレベルを明確にします!
全くの初心者の方は、
初心者から中級レベルを目指す!
初心者から上級レベルを目指す!
現地の大学入学レベル!
生活に困らないくらい!
スラスラ何でも話せるようになりたい!
など、目指すレベルも様々だと思います。明確であればあるほどゴールを達成しやすいと思います。
私もそうでしたが、全くの初心者ではレベルの先が見えにくいと思うので、大まかな目標でも構いません!
私は、海外旅行が好きだったので「海外旅行で英語を話せるようになりたい!」でした。大まか過ぎですよね?
しかし、語学習得を続けているうちに海外移民という新しい目標が見えてきたので、その際に必要だった英語試験のスコア―が目標になりました。
このように、語学習得を続けていると自身の英語レベルも変わってくため、目標も変わっていきます。
まずは、何となくでも今思うなりたいレベルを決めておいて、その都度明確にし変更して常に目標は決めておくことが語学習得のコツです。
2.単語を覚えるよりは、文章で覚える
語学習得といえば、まずは「単語を覚える」を想像しませんか?
または、今現在、「単語を必死で覚えている」という方もいらっしゃるのでは?
私も単語を一生懸命覚えようとしましたが、覚える事が苦手な私の頭には英単語が全く入ってきませんでした。
単語を単体で覚える事を止め、文章で覚えるようにしました。
例えば英語では、
生活する上でどのような状況で文章を使うかを考えます。
○○はいくらですか?
私は、〇〇が好きです。
などが、思い浮かんだら英語の文章で覚えていきます。
How much is an Apple?(リンゴはいくらですか?)
I like an Orenge.(オレンジが好きです)
I like playing football.(サッカーが好きです)
単語の部分に、まだ知らない習得したい新しい単語を入れて覚えていくと、単語単体で覚えるより覚えやすいです!
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3.好きな事から英語に!
冒頭で、学生時代に全く勉強をしてこなかったとお伝えしましたが、私は勉強をするという事を高校に入るまで知りませんでした。
だから、高校生になるまでは習い事や宿題以外は勉強をしたことがありませんでした。中学時代のテストの結果は、ご想像通り最悪な結果でした。(笑)
小学校からスポーツに明け暮れていた私は高校でもクラブ活動をし、その当時のクラブの顧問が文武両道という方針だった為、初めてテスト勉強をするという事を知りました。
今思えば驚きですが、高校生からテスト勉強をするようになりましたが、覚える事が苦手な私は勉強が嫌いでした。
もちろん、学校で学ぶ英語はテストの為の覚える事ばかりの勉強で大嫌いでした。
そんな私が英語の習得をするようになったのは、大好きな海外旅行の為でした。旅行の為なら英語の勉強が何の苦も無くとても楽しいという事に気付きました!
海外旅行で使う英語フレーズを丸覚えしていきました。
⇒海外旅行で英語が全く話せなかったのに旅行英語を覚えたら英語力が劇的に変化?!
自分が好きな事や興味のあることなら語学習得も苦にはなりません!
私の場合は海外旅行でしたが、スポーツや料理、手芸など様々だと思います。
まずは、好きな事で使う言語を変えて覚えていくと習得しやすく楽しみながら出来ます!
⇒完コピで英語が話せるように!勉強が嫌い!!楽しみながら英語が身につく方法
4.完全英語環境にする
携帯の言語表示
まずは、携帯の言語表示を現地の言語に設定にします。
初めのうちは、全く分かりません。
分からないうちは、面倒ですが日本語に設定し直します。意味を確認したらまた言語設定を現地の言語に戻します。
これを繰り返しているうちに、携帯の単語は全て習得できます。
携帯って毎日使用しますよね?
毎日の生活で覚えようと意識せずに、割と難しい携帯で使用される単語を自然と覚える事が出来ます!
テレビ、ラジオ、音楽
テレビやラジオ、聞く音楽全てを現地の言語にします。初めのうちは、出来るだけ日本語から離れて日本語を聞かないようにすることがおすすめです。
何を言っているのか全く理解できなくても問題ありません!
少しずつ理解できるようになってきます。まずは、耳が言語に慣れることが大事です!
日本人同士でも英語でメール
日本人同士でも現地の言葉で話すことがおすすめですが、何となく照れくさかったりしますよね?
それなら、まずは日本人同士でも現地の言語でメールのやり取りをすることがおすすめです。
私は、海外にいる友人何人かとのメールは英語です。この方法は、友人に提案されましたが意外に語学レベルアップに繋がります!
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5.メンタルも大事
海外では、母国語以外に語学習得を目指している方へ応援などの優しい声もありますが、逆にモチベーションを下げるようなマイナスな言葉も耳にします。
ただでさえ、控えめな日本人が習得中の言語を使って話すことが簡単ではないのに、自身の語学レベルに対してのマイナスな言葉を聞いてしまうと更に委縮してしまがちです。
ですが、マイナスな言葉は気にしない!
って言っても気にしてしまいますよね?
レベルを気にせずに話せていたのに、マイナスな言葉を耳にして以前みたいに話せなくなった・・・
話す勇気が無くなった・・・
などの経験はありませんか?
私もありました。
マイナスなことを言う人は、誰にでも言います!
決して自分にだけではないはずです。
第二言語を習得しているわけで、そして新しい言語を習得中なのだから上手に話せなくて当たり前です!
また、間違いを気にする必要もありません!
新たに言語を習得中なのだから、間違えて当たり前!
それを応援できない人が言う事は、気にする必要はありません!
6.諦めず、焦らず「継続」する!
現地の語学学校の先生が、
「語学を習得するうえで初めの伸び率は急上昇するが、ある一定のレベルに達すると伸び率は一定する」
と言うことでした。
その通りでした。
この図のように①までは、急激に語学力が伸び自身でも伸びていると実感しますが、ある一定のレベルになると今まで急速に伸びていたのが一定になったり、今までの速度より遅く感じるようになります。
また、全く伸びなくなったと感じる時期が必ず来ます。
しかし、①から②までの期間は伸びていないわけではなく、少しずつではありますが語学力は伸び続けているそうです。
この期間に語学習得を止めずに習得し続けていると、また急に伸びる期間が必ずやってきます。また、伸び率は一定となり急に伸びるといった繰り返しが永遠と続くそうです。
だから、この図のように①から②の間は、
「自分で実感しにくいだけで、決して伸びていないわけではないので安心してください!」
と先生は説明してくれました。
また、語学習得の速度は人それぞれです。人と比べても仕方ありません!自分のペースを大事に無理のないように習得に励みます。
私は、日本語も得意ではないのでもちろん語学習得は人より遅いです。
初めは、人と比べたり他の人に比べられたりと悩んだ時期もありましたが、悩んでも語学レベルが上がるわけではないし、語学習得に何の意味もないことに気付きました。
悩んでいたのは、ちょうど図の①から②の時期です。
焦っていたのかもしれません。
しかし、悩んでいても語学伸びない事に気付き悩んでいる自分も嫌になり、一度語学レベルのアップをあえて諦めてみました!(笑)
そうすると、焦っていたことが嘘のようにスッキリし、誰と比べることなく、また比べられても気にならなくなり、語学習得をまた自分のペースで出来るようになりました。
それまでは、洋書を読む事が好きではなく避けていたのに洋書を楽しんで読めるようになったりと習得方法に変化が現れました。
同じように悩んで焦っている方は、一度諦め見るのもいいかもしれませんね。
一度や二度諦めても、またいつでも始められますし、そんな方法でも継続出来ればいいのではないでしょうか?
語学習得に期間はありませんよね!
日本語を習得してきたように、自分のペースで長い目で見て習得すればいいとは思いませんか?
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7.モチベーションを上げる
語学習得中は、本当に自分の語学レベルがアップしているのか分からなくて不安になったり、語学習得のモチベーションが下がってきたりしませんか?
ありますよね。
そんな時は、
以前、使っていた単語本や参考書などを見直します。
「あれ?簡単!?」
「以前は分からなかった単語がほとんど分かる!」
など、知っている単語が増えていたり、以前は難しいと思っていた参考書が簡単だと思います。
このように、以前使っていた本や参考書などで自身の語学レベルが上がっていることを実感できます。
また、現地で受講できる語学テストを受けてみます。その結果により、自身の語学レベルを知ることが出来、レベルアップも実感できます。
8.ボランティアやコミュニティに参加
語学は、自身で勉強するだけでは伸びにも限界があります。
ビジネスや学習、スポーツなど、あらゆることに重要な「インプットとアウトプット」です。
せっかく単語や文章を覚えても、実際に口で声に出して話さない事にはなかなか話せるようにはなりません。
口に出して沢山話すことで早く語学習得が出来ます。
海外でよく聞くのが、インプット(学習)は出来てもアウトプット(話す)する機会がないと悩んでいる方も多く聞きます。
現地のボランティアに参加したり、近所のコミュニティーセンターでダンスや音楽、エクササイズのクラスで出会う人々と話す(アウトプット)機会が沢山あります!
日本語が話せていることに改めて感動!
語学習得がどれほど難しいかと同時に、日本語がスラスラ話せていることに改めて感動するようになりました!
他の言語は必死に習得しようとするのに、日本語を必死に勉強したわけではなく日本語が話せているってすごいことだと思いませんか?
頭の中で何も考えることなく話せている事がすごいですよね!
どうやって日本語をここまで話せるようになったのかなぁ?
と時々思ったりもしますが、日本語を習得したのと同様にどの言語も必ず習得できるはずですよね!
まとめ
語学習得には、個人差があります。語学習得が得意な方もいれば、不得意な方もいますが焦らず、比べず、諦めず、自分のペースで継続する事が語学習得に必要なことではないでしょうか!今回ご紹介したこと以外にも、自身に合った習得方法が見つかるといいですね!