海外生活で英語のストレスにどう向き合うか?

海外生活で英語の習得に励んでいるのにうまくいかず、英語のストレスに悩まされていませんか?

日本語を話す私達には、発音も文法も全く違う英語は簡単ではありませんよね?

ですが、悩んでいるのは私だけ?と思っている方は安心して下さい。海外生活で英語のストレスに悩んでいるのは一人だけではありません。

私も海外生活6年ですが、英語で悩んだ時期もあります。じゃあ今は全く悩まないのか?と聞かれるとそうでもありません。

では、海外生活で英語のストレスにどう向き合えばいいのでしょうか?

海外生活でのストレスや孤独を感じても、それでも海外で生活したい理由

海外生活で英語で悩む原因

そもそもなぜ、海外生活で英語のストレスで悩むのでしょうか?必ず原因があるはずです。

現地の人が何を言っているのか全く分からない

海外生活初めの頃や、「もぉ何年も住んでいるのに未だに何を言っているか分からない」時ってストレスになりますよね?

海外生活始まったばかりの頃は仕方ありません。何事も慣れるまでに時間は必要です。

しかし、同じ時期から海外生活を始めた人が英語を分かっていたら、自分と比べてしまいさらにストレスが重なったりします。

それよりもっとストレスになるのが、何年も海外生活しているのに未だに理解できない時がある。。。です。

私の英語も、6年海外生活してこの程度か。。。の英語レベルです。海外生活3年目くらいから、この英語ストレスに悩まされました。

1度英語のストレスを感じてしまうと、自分が思うほど英語は悪くないのに英語に関してどんどんネガティブになり、英語ストレスのループから出ることが出来なくなってしまいます。

海外生活している他の日本人と比べてしまう

海外生活では、自分だけでなく意外に日本人も多く住んでいます。ついついやってしまうのが、他の日本人との英語を比べてしまい、他の人の方が流暢であれば落ち込みストレスになってしまいます。

私は、この件でストレスになることはありませんでしたが、「この違いは何なのだろう?」とずっと考えていました。他にも、ただただ「あの人がうらやましい。。。」でした。(笑)

差別的なことを受ける

海外のすべての人がそうではありませんが、英語を第一言語としている人の中で、英語が話せない人に対して理解できない人も少数ですが、います。

他にも、「英語が出来ないのにどうして海外に住むの?!」という考えを持った人達がいるのも事実です。

だから、現地のレストランやカフェ、ショッピング時などに英語が理解できなかった時に、イラッとされることもあります。

このような少数の考えは、世界中のどの国にもあることだと思います。

日本でも外国人差別が、全くのゼロではありませんよね?最近では、外国人観光客が増え外国人慣れしてきたと思います。

英語のストレスに悩んでいる時はなぜか、とくにこのような少数派の意見をよく耳にしてしまうんです。耳にするというよりかは、気になってしまうが正しいかもしれません。

そんな時は、「私の英語が悪い。。。」と自己嫌悪に陥ってしまいます。

英語の習得を頑張っているのになかなか伸びない

英語の習得をやっていないわけではない、もしくは必死で頑張っているのに!英語が理解できない。。。英語が伝わらない。。。となかなか成果が出ずにストレスになってしまいます。

英語のストレがあるときは、英語に関してネガティブになり敏感にもなっているので、自分の英語に対してのマイナスな部分をいちいち気にしてしまう。

自信がないので話すときの声も小さくなり、英語が悪いわけではなく声が小さくて伝わっていないだけなのに、自分の英語が悪いと勘違いしてしまう。

どんどん悪循環になっていきます。

海外旅行で英語が全く話せなかったのに旅行英語を丸暗記しただけで劇的に変化?!

海外生活で英語のストレスにどう向き合うか?

英語のストレスの原因が分かったところで、このストレスにどう向き合うか?です。

英語の習得速度、得意・不得意は人それぞれ

海外生活6年で私が個人的に気づいた事は、

「英語の習得には、人それぞれ速度が違う」

そして、

「英語の習得には、得意・不得意がある」です。

私は、学生時代に英語もそうですが全く勉強していません。高卒ですが、テスト勉強や受験勉強もしたことがありません。

高校生の時から勉強をするようになりましたが、時すでに遅しでした。中学校で習う全ての基礎がないので、高校では分からない事だらけでした。

そんな私に、一流大学に通っていた同僚が日本で一緒に働いていた時に「テスト勉強の範囲全てを勉強するタイプでしょ?」と言われました。

その通りでした。

勉強してこなかったので、勉強方法を知りませんでした。勉強が不得意です。(笑)そして、彼女はとても賢く容量の良いタイプなので必要な所だけをするタイプで、英語が堪能でした。

さらに私は、小さい頃から本も読みませんでした。さらに、一番苦手だった科目は、国語です。語学が昔から苦手でした。

海外生活の1年目に気付いた事ですが、英語には日本人なら国語が必要です。語学力が必要だという事に気付きました。

私は、「話すこと」「人の話を聞くこと」「文章を書くこと」全てが、日本語でも苦手です。

海外生活ベテランの方も、英語には国語力が必要と言っていました。

そして、普段から良く話す人は英語の伸びも速いです。言語ならなんでもそうですが、話すだけ伸びる。

他にも、英語がなかなか上達しない理由をまとめた記事がこちらです。

海外生活で英語が話せない、なかなか上達しない理由はこれだった!

なかなか英語が上達しない理由にほとんど当てはまった私は、納得しました。どんだけ頑張って英語を習得しようとしても、私は習得速度が遅いんだと気付くと自然とストレスがなくなりました。

今まで英語が上達するだろう!と自分で自分に期待していた部分もあったので、なかなか英語が伸びない事に自分で勝手にストレスになっていたように思います。

あきらめに近い感じもあります。(笑)

今では、自分に合った速度で焦らず、自分にストレスもかけずにマイペースに英語の習得に励めるようになりました。

そうすると、自然と英語に対してのネガティブな考えもなくなりました!

他の人と比べることもなくなるかもしれません!

出来ないとはっきり伝える

相手が話していることが分からない時は、「分かりません」とはっきり伝えて大丈夫です。分からないまま答えないでいる方が、相手に失礼になります。

日本では、相手の事を考え答えを曖昧にしてしまう傾向にありますが、海外では少し違います。こちらがどんな状況なのか、はっきりきちんと伝えると相手は理解してくれます。

まじめな日本人は、慣れない海外生活で頑張って英語を習得しようと努力しますが、他の国から来て海外生活をしている人々の中には、英語を全くはなさい方もいます。

彼らは、英語の習得もしませんが、海外生活で堂々と生活されています。

だから、英語を習得する努力をしているのだから英語が出来ないからといって負い目に感じることもありませんし、ストレスを抱える必要もありません!

海外生活で英語が分からない時や、話が弾み過ぎて「もぉこれ以上話せない!」という時に、相手に不快感を与えない便利な英語フレーズです。

海外の人は、日本人のように文章を略して話したり早口だったりするので、余計に理解しにくいです。これらのフレーズでこちらの状況をきちんと説明すると、ゆっくり話してくれたり理解しやすい文章で話してくれます。

I’m sorry. I don’t understand. I’m learning English.

(すいません、分かりません。私は、英語を勉強中です)

Could you please speak slowly?

(もう少しゆっくり話していただけますか?)

Can you write it down?

(書いてくれませんか?)

声を前に出すように話す

英語のストレスに悩んでいる時は、自信も全くと言っていいほどなくなってしまい、英語を話す声がどんどん小さくなっていきます。

日本語は、声を前に出す話し方ではなく、どちらかと言うと声が口の中にこもっても理解できます。また、口を多く開けなくても何を言っているか理解できます。

英語は、声を前に出して話します。例えば、目の前に3人が列になって立っている一番後ろの3番目の人に向かって話すくらいの気持ちで話します。

日本では何処でも「静かに!」と教えられてきたので、大きな声で話すことは日本人の私たちには少し難しいですが、慣れます。そして、英語がもっと伝わります。

日本語を話せる事に自信を持つ

私が英語でストレス感じ、悩んでいた時にインド人の友人が言ってくれた言葉があります。

「あなたは日本語が話せるじゃない!彼ら(英語だけ話せる人)は日本語を話せな

いし、英語しか話せないのよ。あなたは2か国語も話せるし、母国語以外の言葉を話

そうと努力しているんだからそのことに自信を持つべきだ!」

と言われました。この言葉を聞いて、「こういう考え方もあるんだ」と衝撃でした!が、納得もさせられました。

この友人の言葉のおかげで、英語のストレスはなくなりました!友人には大きな勇気をもらいました。

まとめ

海外生活で英語のストレスにどう向き合うか?について書きましたが、この記事で少しでもストレスが減ると願っています。英語などの言語は、習得するのに月日が必要です。ストレスに感じず、母国語以外の2つ目の言語を習得しているという事に自信を持ってください!!

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