「海外旅行が大好き！」と言う方、また逆に「海外旅行に全く興味がない」と言う方と様々ですよね。「海外旅行に行ってみたいけど友人や家族から【全く興味がない】と言われてしまった」や「なぜ人は海外旅行へ行くの？」など海外旅行についての様々な思いや経験があるのではないでしょうか？
海外旅行が大好きで年に２回は必ず海外旅行に行っていた私は、大好きを通り越して海外旅行オタクになり、最終的には海外移住しました。
そんな私に母親が言い放った言葉が「海外旅行なんて全く興味ないし行きたいとも思わない」でした。まあストーレートにはっきりと！！
何度か「ハワイに行こうよ！」と誘ってみましたが「行かない！」の即答です（笑）
「長い時間飛行機に乗っていられない」や「英語話せないし」など母なりに理由はあるようですが、本当に心から興味がないようです。親子でもこんなに違うとは。
しかし、私も初めから海外旅行に興味があったわけではありません。
初めて海外旅行へ行くまでは興味がある、ないにかかわらず「海外旅行」という選択肢は私の人生にはなく「海外旅行」という言葉すら頭の片隅にも無かったのです。
海外旅行に全く興味がないからどのように海外旅行オタクになり、海外移住に至ったのかをまとめました。
決して海外旅行をごり押しする記事ではなく、本当は海外旅行に興味があるのかもしれないけどその気持ちを押し殺してしまっている方や今現在何かでお悩みの方など何かの参考になれば嬉しいです。
【なぜ海外旅行に行くのか？】海外旅行に行く理由と魅力。悩んだ時は旅に出よう！
【海外旅行に全く興味がない】から始めて海外旅行へ
海外旅行に全く興味がなかった私は19歳の時、それもまた車の免許を取ることに全く興味がなく免許を取るつもりもなかった私が、母親の説得で車の教習所に通い始めました。
「何にも興味がないの？！」「どんな19歳？！」と思いますよね？（笑）
小学校から9年間ソフトテニス部に所属し、高校の3年間はほとんど休みなく練習や試合の毎日でした。そんな辛い日々から解放されただけで幸せでした。
週末は家から自転車で1時間の練習コートへ行く日々から解放され、高校卒業後は原付免許を取得。自転車から原付になっただけでも嬉しくて「車の免許なんて必要ない！」と母親に言っていたのを覚えています。
更に好きな時間を過ごせる毎日が幸せ過ぎて「それ以上のものは何もいらない」とまで思っていたのでしょうか（笑）
しかし、30代手前で車の免許を取った母親は苦労したのか私に「早めに取っておいた方がいいから！！」と何度も説得されしぶしぶ教習所へ行くことに。
その教習所には私より先に幼馴染みの友人が通っていたこともあり通う事にしました。
ここまで読んで頂いた方は「車の教習所が海外旅行と何の関係が？！」と感じているのではないでしょうか？
海外旅行と全く関係のない家から歩いて5分の教習所に通う事になったことが海外旅行オタクになるきっかけだったのです。
先に通い始めていた友人は、市のミスコンテストで入賞するほどの美人。彼女はすでに教習所の全ての先生や事務員さんと仲良くなっていたおかげで私もすぐに溶け込むことができました。
その中でも特に仲が良かったのが学科の先生。しかし、この先生は他の生徒に笑顔すら見せない大声で怒鳴りまくるとても怖い先生で有名でした。
ミスコンの友人のおかげで仲良くなれたことに感謝する毎日でした（笑）
そして、この怖い先生がなんと海外旅行へ行くきっかけを与えてくれた先生なんです！
ある日、いつものように学科のクラスを終えると先生に呼び止められ「おまえ、アメリカへ行ってこい！」と突然言われました。
海外旅行なんて頭の方済みにも無かったのであまり深く考えず「分かった！」と答えていました。今思えば変な会話ですよね？（笑）
言われた瞬間は「え？！」と思いましたが「なぜ先生はアメリカへ行けと言ったのか？」なんてことは思わず「OK！」のような軽い感じで答えたのを覚えています。というのも、
●先生とは仲が良かったから
●アメリカに先生の知り合いがいたから
●その方の家に止まらせてもらえるということ
●アメリカで旅行中の世話をしてくれるということ
このようなことから、先生を信用しきっていたのでしょうか。もしくは、スポーツしか知らない、ただ何も考えていない無知な19歳だったのでしょうか（笑）
興味が全くなかったからこそ「英語が話せない」「お金がない」「遠い」「方法が分からない」「一人で行けるの？！」などの海外旅行に対する情報が全くなく一言で「OK！」と言えたのかもしれません。
海外旅行に全く興味がないから初めての海外旅行へ一人旅。
時に【無知】に助けられることもありますね（笑）
未だにあの時なぜ先生が私に「アメリカへ行ってこい！」と言ったのかは分からないままです。
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【海外旅行に全く興味がない】から海外旅行でオタクなる
まさかの車の教習所の先生の一言で、興味がなかった海外旅行へ一人で行くことに！興味がなかった事が良かったのか海外旅行について【無知】だった私には、
●英語が話せない
●治安は大丈夫かな？
●トラブルがあったらどうしよう…
などの不安や恐怖は全くなく、高校3年間練習に明け暮れ、遊ぶ時間がなかった19歳の私には初めてのお使いのような楽しさでいっぱいでした！
もうお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、初めての海外旅行で明らかに準備不足。
実際にこの初めての海外旅行はトラブルだらけ（笑）
飛行機に酔う、現地の空港で入国拒否？！など様々なトラブルがありましたがここでも【無知】を発揮。
詳しくはこちらの記事で紹介しています☟
⇒はじめての海外旅行で失敗したくない！これだけは準備しておくことおすすめ
しかし、トラブルや失敗も学ぶための良い経験！！後になれば旅の笑い話にもなります。ただ、トラブルや失敗があったにも関わらず海外旅行オタクにさせるほどの魅力がありました！
一番衝撃だったことは、それまで当たり前と思っていた言動や考え方、更に生活スタイルなどが全く異なっていた事。
驚きました！！
本当に驚きました！！
9年間テニスしかやってこなかったという事も大きかったと思います。田舎出身でそれまで日本人以外の人に出会ったことがなかったこと。高校には外国人講師がいましたが、授業を受けたことがありませんでした。
実際に初めて見るもの全てが新しく、全くの別物と言う衝撃！
「こんな世界があったのか！？」
という衝撃！でした。
「何がそんなに？」
と聞かれると例えば、
みんなが同じ制服、同じ髪型、決められた制服の長さや髪の丈で学校行っているのに対して、アメリカでは髪の色が様々、制服がない、鞄も自由の衝撃。
店から他の知らない人が出る際に、私が入るのをドアを開けて待ってくれている衝撃。
知らない人通しであいさつしたり、会話をする衝撃。
など、見るもの全てが新しく新鮮で初めての光景だったことが楽しく時には面白く「やばい好きかも！？」と海外旅行にハマったきっかけだったのです。
それからは「他の国ではどんな文化で生活スタイルなのだろう？」と「他にも世界の様々な国を見てみたい！！」と興味を持つようになり、それが私を海外旅行オタクに。
国が違うだけで文化や生活スタイル、考え方や思いが異なることを知り、自国をとても愛する国の人々がいることや、貧困、経済状況、様々な宗教などを知ると同時に日本で生まれ育って良かったと言う思いも強くなりました。
極めつけの衝撃は、海外旅行に全く興味がなかった私がこの初めての海外旅行で「いつか海外で住みたい！」と思うまでに180℃考えが変わっていた事でした。
 | 海外旅行へ初めて行ったときの衝撃！海外にはまった魅力とは？！ |
【海外旅行に全く興味がない】から海外移住へ
初めての海外旅行で大好きになってからはアメリカ帰国後、早速の次の旅行計画を立て実行。それからは年に２回は海外旅行へ行ける為だけに働き、旅行を繰り返し。
初めての海外旅行から約15年「海外で住みたい！」という思いが叶いました。
この15年間は、働きながら海外旅行で使える旅行英語を丸覚えしたり、旅行で経験したトラブルや失敗などから対処法など様々なことを学びました。
それまでに日本で働きながら得た職歴も海外移住への大きな財産となり海外移住するまでに、結果15年もかかったと思いますが、15年間やってきたことの全ての点が繋がった感覚でした。
「15年後に海外移住するぞ！」と決めていたわけでもありません。
19歳のアメリカ旅行後「直ぐに海外へ行けばよかった」という後悔はありません。
「15年間かかる前にもっと早くに行けばよかったのでは？」と言う後悔もありません。
15年間の間にやってきた様々なことがなかったら「海外に住む」という願いは達成できていなかったと思います。
未だに母親は「全く理解できない！」と言っていますが、私自身も理解できません。全く興味がなかった海外旅行からこんなことになるなんて（笑）
【全く興味がない】からきっかけがきっかけを生んで点と点が結び合い、
「母親が無理やり私を教習所へ通わせなかったら」
「友人が先に教習所に通っていなかったら」
「先生と仲良くなっていなかったら」
海外旅行に興味を持たないままだったかもしれません。
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まとめ
全く興味のなかったことや全く思いもよらなかったことから何か人生が変わるかもしれないという経験やきっかけが人生には何度かあるのかもしれませんね。少しでも海外旅行に興味がある方は「まずは一歩を！」全く興味がない方は「周りが海外旅行に行っているから…」と無理に興味を持つ必要もありません！現在何かでお悩みの方は、様々な考え方や文化がる多様性を感じられる海外旅行で何かの解決方法が見つかるかもしれません！