バンクーバー旅行で知っておきたい基本情報:カナダ

2010年の「バンクーバーオリンピック」以降、物価やハウジングが上がり続けているカナダ バンクーバーですが、まだまだ日本からの海外旅行先であまり人気が高い都市とは言えませせん。

しかし、バンクーバーを知れば今まで興味が買った方でも行ってみたくなる!と言ってもいいくらい、海外旅行しやすく楽しめる都市です。

バンクーバーオリンピックの時に、浅田真央さんやフィギュアスケートチームが訪れた日本食レストランには、その時に出来た「真央ロール」がメニューとしてあります。

見落としていた海外旅行先、カナダ バンクーバーの基本情報をまとめてみました。

カナダ バンクーバー基礎知識

バンクーバーは、北米カナダの西側に位置します。カナダは、10の州と3つの区域からなりバンクーバーはブリティッシュコロンビア州にある都市です。

北に行くと日本でも知られる「オーロラ」を見ることが出来る「イエローナイフ」、さらに北に行くと「アラスカ」があります。

バンクーバーのランドマークである「カナダプレイス」は、アラスカや世界の様々な国を周るクルーズ客船の主要ターミナルです。

そして、バンクーバーからはアメリカの「シアトル」まで車で約2時間で行くことが出来ます。

また、カナダは「人権を尊重」している国で、他の様々な国比べ多くの移民を受け入れています。そのため、様々な国の人々が住んでいます。

先住民の時代から現在に至るまで、北米でも人口密度の高い地域です。

中国アメリカ
インドイラン
フィリピン台湾
韓国日本
イギリスパキスタン

先住民について

  • Metis(メティ):先住民とヨーロッパ人の両方を祖先とする人々
  • Inuit(イヌイット):カナダの北部に住む人々
  • First Nation(ファースト・ネーション):インディアン(注!カナダでは不快、侮辱的な意味となっているため、インディアンとは呼ばず「ファーストネーション」と呼ばれています。)

カナダの歴史では、先住民とカナダ政府との間でたくさんの問題があります。

カナダ政府は、政府統一のために、先住民の子供達を Residential Schoole(レジデンシャル・スクール)に強制的に入れました。

子供達は親から離され、教会ではキリスト教信仰を強要、食べ物も少量しか与えられず虐待など酷い扱いを受けたそうです。

先住民には彼らの言葉があり、子供たちは強制的に英語またはフランス語を学ばされ話さない子供には体罰を与えたそうです。

約6,000人の子供たちが親に知らされることなく亡くなられたそうです。1996年に最後の学校が閉鎖されました。

このようなカナダ政府のしてきた事を、2008年6月11日に当時の首相であるステファン・ハーパー首相は先住民に対して公式に謝罪しています。

まだまだ、先住民の抱える問題は沢山ありますが、カナダ政府は彼らが抱える問題解決に力を入れています。

日本とバンクーバーの時差

日本とバンクーバーの時差は、夏は16時間、冬は17時間で日本より半日以上遅いです。夏はサマータイムを使用しており、3月の中頃~11月の初めまで夏と冬で1時間違います。

夏は朝6時前に日が昇り、長い時で夜の10時前に日が沈むので1日がとっても長く感じます。夜の9時を越えてもまだ明るいので、気が付けばこんな時間?!と驚くときもあります!

サマータイムデイライト・セービング・タイム 日光節約時間)とは、1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度(ウィキペディア)

バンクーバーの天気

バンクーバーの夏は、世界中からこの季節目当てに訪れるほど過ごしやすいです。晴れの日は、青空が広がり湿気がないので日本の暑苦しさを感じません。

そんなバンクーバーの夏は短く、夏が過ぎると雨の日が続きます。「レインクーバー」と呼ばれるほど、年間を通して雨が非常に多いところです。

雨が多いと言っても、日本のようなザーザーと沢山降る雨はほとんどなく、小雨や霧雨が多く1日中降っているという事も滅多にありません。

朝降っていたら昼過ぎにぱったりと上がったり、夕方から夜にかけて降るといった感じです。だから、バンクーバーに住む人々は雨が降っていても傘を差しません。

まれに土砂降りの時間帯があっても傘を差さないので、女性やビジネスマンがずぶ濡れになっていますが、誰も気にしていません。

そのためか、バンクーバーでは風を引いている人が多いように思います。それでも、傘を差しません。

バンクーバー観光ベストシーズン夏

そんなレインクーバーですが、6月~8月の夏のシーズンが最高で、バンクーバーの観光ベストシーズンです!

バンクーバーは過去に「世界一住みやすい都市」にも選ばれたほど人気の都市で、世界中からの移民者や観光客がこのバンクーバーの夏の為に訪れます。

日本のようなじめじめとした湿気がなく、カラッとしていてとても過ごし易いです。

バンクーバーの気温

バンクーバーの気温は、寒すぎず暑すぎない気温なのでカナダの他の場所に比べると過ごし易い方です。

冬は稀にマイナスになる時もありますが、平均気温は-2℃~4℃です。夏は、最近は温暖化の影響か30℃になることもありますが、平均温度は22℃~26℃でとっても過ごし易いです。

カナダの通貨

C$1=約85円(2018年7月現在)

【硬貨】

  • 5セント
  • 10セント
  • 25セント
  • 1ドル
  • 2ドル
【紙幣】

  • 5ドル
  • 10ドル
  • 20ドル
  • 50ドル
  • 100ドル

カナダでは1セントの使用が、2013年に廃止されました。現金で支払いの際に、このセントの切り上げ、切り捨てをしての支払いになります。

カナダ バンクーバー旅行で気になる現地のお金情報と準備、旅行で残ったお金はどうする?

バンクーバーの税金

カナダでは州によって税率が異なります。バンクーバーは、BC州の税率7%とバンクーバーの税率の5%と合計12%の税金が加算されます。

しかし、食品や処方箋、書籍や子供服などは5%のみと物やサービスによって細かく分けられています。お酒にかかる税金は高額で、15%もかかります。

バンクーバーのチップ事情

カナダにはチップ制度があります。世界でも1位のサービスを誇る日本ではチップ制度がないので払い方が分かりにくいと思いますが、あくまで気持ちなので良いサービスと感じたらより支払い、良いサービスと感じなければ少額で良いと思います。

レストランやバー:10~15%タクシー:10~15%

ホテル:1ドル~2ドル(荷物を運んだり、ベッドメイキングなどのサービス)

お酒とたばこについて

カナダでの、飲酒は19歳からで、お酒に関してかなり厳しいルールがあります。公共の場では飲むことが一切出来ない為、スーパーマーケットでも販売されていません。

アルコール販売専門店でしか購入する事が出来ません。購入する際も、年齢を証明する身分証明書の提示が必要です。お店によっては、2枚の身分証明書の提示を求められます。

日本人は比較的、若く見られがちなので30歳や40歳を超えていても、身分証明書の提示を求められます。販売側への罰則が大変い厳しいからです。

たばこを吸える場所も本当に少ないです。店内では、どこも吸う事が出来ません。レストランでも吸えません。

屋外で吸えますが、禁止されている場所も多いのでたばこを吸われる際は充分気をつけましょう。バンクーバー国際空港内も、たばこを吸える場所は何処にもありません。

スポンサーリンク

バンクーバーの観光情報

バンクーバー

ブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーは、エリア別でお店や雰囲気が全く異なります。ショッピングやハイキングなどの観光スポットは、エリア別に見ていくと分かりやすいです! 知っているとバンクーバー観光がスムーズになる観光マップ

  • Down Town(ダウンタウン)
  • Gastown(ガスタウン(ギャスタウン)
  • Yaletown(イエルタウン)
  • Main(メイン)
  • Granvill Island (グランビル アイランド)
  • Kitsilano(キツラノ)
  • North Vancouver(ノースバンクーバー)
  • Whistler (ウィスラー)

【バンクーバーアートギャラリー】ダウンタウン

【バンクーバー公立図書館】ダウンタウン

【グランビル・アイランド】*ダウンタウン

【ディープ・コーブ】*ノースバンクーバー

スポンサーリンク

ビクトリア

ブリティッシュコロンビア州の州都です。バンクーバーからは、フェリーでビクトリアに行くことが出来ます。

ビクトリアには、イギリス領時代の建物が未だ残っていてます。「ブッチャーガーデン」があり、その中で楽しめる「アフタヌーンティー」は常に混み合っていて大人気です!

バンクーバーのグルメ

多国籍料理

移民者の多いバンクーバーには、たくさんの様々な国の料理が楽しめます。移民者トップ3のインド、中国、フィリピン意外にもイタリア、アフガニスタン、ロシア、ネパールなどレストランもたくさんです。

もちろん、日本食が楽しめる日本のレストランも充実しています!バンクーバーでは、日本のらーめん店が強豪ぞろいでどのお店も常に行列が出来ています。

カナダ・バンクーバー 日本食レストラン情報とおすすめ!

カナダ料理

カナダで有名なのが、ポテトにチーズをのせデミグラスソースかけた「プーティーン」です。こんな美味しい食べ物があったんだ!と初めて食べた時は感動しました!

他にも、様々な種類のトッピングがありますがベーシックのチーズとデミグラスソースが1番おすすめです!

バンクーバーは西海岸なので、やはり「フィッシュ&チップス」です。

カナダの赤毛のアンで有名な、プリンス・エドワード島で盛んな「ロブスター」です。バンクーバーでも、レストランやグランビルアイランドで食べることが出来ます。

カナダ・バンクーバーの大人気スポットグランビル・アイランドで絶品ロブスターを楽しむ!

そして、味の種類が豊富にある「チキンウィングス」(手羽先)です。ビールのつまみには、ウィングス!と言うほど飲み好きが多いカナダでは好まれている食べ物です。激辛な物から甘いものまで、とにかく味の種類が多いです。そして、美味しいです!

カナダと言えば、「ティム・ホートンズ」のドーナツです。ティム・ホートンズは、価格がお手頃なのでカナダにたくさんあるカフェでも人気が高いです。

カナダでスタバより人気?!Tim Hortons ~ティム・ホートンズ~

バンクーバー市内の交通手段

バンクーバーは大きな街ではないので、交通手段もシンプルです。

  • 電車
  • バス
  • 水上バス
  • タクシー

電車、バス、水上バスは同じ会社なので、1度チケットを購入すると同じ1枚のチケットでこの3つの乗り換えが可能です。そして、購入した時間から90分は乗り放題です。

バンクーバー観光で知っていると便利な交通手段

まとめ

いかがでしたか?カナダ バンクーバーは、他の国と比べても比較的安全で人々も優しいです。自然と街の両方を楽しむ事が出来るのでおすすめです。海外旅行先のリストに入れてみてはいかがでしょうか?楽しい旅になりますように!!

合わせて読みたいカナダ関連記事

■ 海外旅行カナダへ格安個人旅行!おすすめ個人手配のやり方、行くまでの流れ

■ カナダ観光旅行に必要な持ち物リスト

■ カナダ・バンクーバー国際空港への入国とアクセス方法

■ 海外旅行カナダ・バンクーバーでお土産が買えるおすすめのお店

■ 海外旅行一人旅!初心者も女性にも安心して行けるおすすめの国カナダ

■ 海外旅行一人旅のおすすめ!女性でも安心して行けるカナダ・バンクーバーの旅

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする